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Bibury Court

第2回 クック諸島・アイツタキ島

ラグーンでねらう大型ボーンフィッシュ

夷谷元宏=解説
フラットな川全体にポイントが散らばるランギタイキリバーの流れ

世界各地のフライフィッシング・フィールドを紹介する当連載。現地での釣りの魅力、必要なタックル、釣りに適した季節などを紹介します。これから行く人も、行かない人も、海外の釣りを感じられるフィールド図鑑です。
※掲載している情報は、2018年4月現在のものです。
《Profile》
夷谷 元宏(えびすだに・もとひろ)
1969年生まれ。千葉県浦安市在住。世界各国の釣り場を案内する旅行会社「トラウトアンドキング」を運営。自身もこれまで世界中の釣り場でロッド振っており、海、本流、ウオームウオーターなどさまざまなフィールドで多くの魚を追いかけている。
●トラウトアンドキング www.troutandking.com

リーフでのサイトフィッシングがメイン

南太平洋のクック諸島にあるアイツタキ島は、島内に広大なラグーンがあり、ボーンフィッシュの格好の生息地になっています。ここは特に大型のボーンフィッシュがねらえることで有名。噂では1m、20ポンドにもなるようなボーンが釣れるという話もあるほど。

この島にはフラットボートを操るフライフィッシングのガイドサービスがあり、サイトフィッシングで大きな魚影に向かってキャスティングをするような釣りが楽しめます。
メインターゲットはボーンフィッシュ

シュリンプ系パターンは欠かせない

基本は浅場でのウエーディングの釣りですが、ボートからは少し深場をねらうことができます。フライを沈めてリトリーブすれば、より大ものの確率が上がるでしょう。

このラグーンには、ベイトを追ってアウターリーフからロウニンアジなどの回遊魚も入り込んでくるので、浅場で魚を見つけることができたら、フライフィッシングでもチャンスがありそうです。他にはカスミアジがリーフ際に群れていて、コバルトブルーの美しい魚影が面白いようにフライをチェイスする展開を楽しむこともできます。

サイトフィッシングでは通常で10ポンドを超えるような驚くべき大きさのボーンフィッシュを見ることができますが、大きいだけにスプーキーでキャッチするのは簡単ではなく、1日1~2尾キャッチできれば成功といえるでしょう。

とはいえ、深場でのブラインドフィッシングを織り交ぜることによって数を釣ることもできるので、「タフな釣り」と「癒される釣り」のバランスをとることができる釣り場です。
こんな海と空の空間が釣り場になる

対象魚/目玉は大型ボーン

ボーンフィッシュ、ロウニンアジ、カスミアジ
いずれの魚種も、魚影は豊富。そのほとんどがサイトフィッシングでねらえる

タックル/ロッドは10番

フライ/海の定番パターンは必須

ボーンフィッシュ用にはクレージーチャーリーなどのシュリンプパターンのほか、クラウザーミノーなども有効。シュリンプはウエイトの重さを変えたものを何種類か用意するとよいでしょう。ロウニンアジ相手では、デシーバー、クラウザーミノー、ポッパーなどがおすすめです。
ボーンフィッシュ……2~1/0 クレージーチャーリー、ガッチャなどのシュリンプパターン、クラウザーミノー
ロウニンアジ……1/0~3/0 ファイバーストリーマー、デシーバー、クラウザーミノー、ポッパーなど

基本的に年中釣りは可能

南の島ならではで、一年中釣りが可能です。

ニュージーランド経由で島へ

クック諸島はニュージーランド領ですので、オークランドからニュージーランド航空便等が就航しています。日本からは9日間ほどの日程で、4日間をアイツタキ島の滞在に充てれば、さまざまな状況の釣りが楽しめると思います。

注意事項

ラグーンでのサイトフィッシングは、何といってもガイドとのコミュニケーションが大切で、ローカルガイドのアドバイスを素直に聞いたほうが、確実に釣果につながります。

2018/4/6

最新号 2026年3月号 Early Spring

【特集1】ルースニングNEO
【特集2】リール愛について2

冬季釣り場の拡大により、もはや「シーズンオフ」は存在しなくなったといってよいでしょう。ドライフライでのミッジング、スーパーライトなゼロGニンフィング、本流で行なうルースニングと、この時期(だけのものではないですが)の釣りをいくつか紹介しています。

2つめの特集として、前号から持ち越した「リール愛」。ロッドとの組み合わせのこだわり、ビンテージ感への思い入れなど、やはりフライフィッシャーの個性が際立つ誌面になっています。

このほか、ついに最終回を迎えた「細かすぎる!タイイングのベイシック」では、コノバー、ヘアウイングダンなどを解説。そして備前貢さんによる「フライフィッシングお伽噺 at オホーツク。」はこの釣りのワンダーが詰まった、すばらしく楽しい読み物です。

タイトループセクションは「カルフィルニア・ネイティブの守りかた」と題して、カリフォルニア州魚類野生生物局の取り組みのレポートを寄せていただきました。


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