瀬戸際のイワナトーク
2021年2月26日(金)、19時30分スタート
FlyFisher編集部=写真と文『瀬戸際のイワナトーク』
■開催日:2021年2月26日(金)
■時間:19時30分〜20時30分
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《Profile》
佐藤成史(さとう・せいじ) 1957年生まれ。フリーランスライター。北里大学在学中はイワナの研究に没頭。海外の釣りに傾倒した時期もあったが、結局日本の渓魚たちの魅力を断ち切れず、現在も渓流へ足繁く通う。主な著書に『瀬戸際の渓魚たち』、『鱒虫釣人戯画』、『ライズフィッシング・アンド・フライズ』『いわな 川と森の生きものたち」(あさりまゆみと共著)など。
佐藤成史(さとう・せいじ) 1957年生まれ。フリーランスライター。北里大学在学中はイワナの研究に没頭。海外の釣りに傾倒した時期もあったが、結局日本の渓魚たちの魅力を断ち切れず、現在も渓流へ足繁く通う。主な著書に『瀬戸際の渓魚たち』、『鱒虫釣人戯画』、『ライズフィッシング・アンド・フライズ』『いわな 川と森の生きものたち」(あさりまゆみと共著)など。
《Profile》
岩槻幸雄(いわつき・ゆきお) 宮崎大学農学部海洋生物環境学科教授。全世界の水産上重要種が多い沿岸性海産魚類(タイ科、フエダイ科、イサキ科等)の多様性、分類、資源評価、絶滅危惧評価の研究を長く行なってきた。地元のヤマメの南限個体の証明や全国のサクラマス類似種群の地理的遺伝系統、九州・四国にはいないとされるイワナを証明するために両者の全国の遺伝系統の研究も始めた。国際連合食糧農業機関の魚類顧問、魚類の絶滅評価を行なう国際機関であるIUCN(国際自然史連合)のSSC(Species Survival Commission)の委員、環境省・宮崎県の希少種評価委員。
岩槻幸雄(いわつき・ゆきお) 宮崎大学農学部海洋生物環境学科教授。全世界の水産上重要種が多い沿岸性海産魚類(タイ科、フエダイ科、イサキ科等)の多様性、分類、資源評価、絶滅危惧評価の研究を長く行なってきた。地元のヤマメの南限個体の証明や全国のサクラマス類似種群の地理的遺伝系統、九州・四国にはいないとされるイワナを証明するために両者の全国の遺伝系統の研究も始めた。国際連合食糧農業機関の魚類顧問、魚類の絶滅評価を行なう国際機関であるIUCN(国際自然史連合)のSSC(Species Survival Commission)の委員、環境省・宮崎県の希少種評価委員。
『FlyFisher MAGAZINE』2021年初春号(NO.298)P.70〜78に掲載された佐藤成史さんの記事「瀬戸際の渓魚たち……Special Topics02 瀬戸際の風景 全国各地のイワナたち」をベースに、現在日本のイワナの分類について、執筆者の佐藤成史さん、そしてスペシャルゲストとして在来イワナの研究における中心的役割をになう、岩槻幸雄宮崎大学教授をお迎えして、イワナ分類の現状をお話いただきます。
佐藤さんは釣り人として現場を歩いた経験から、岩槻教授には学者としての見地から、知見を披露いただきます。
ご存知のとおり、在来イワナはその形態や色彩から、アメマス(エゾイワナ)、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギと4亜種に分類されています。しかし遺伝子の研究からはさらに細かい遺伝グループに分けられるそうです。
今回は、前半を佐藤さんの記事の補足解説、後半は岩槻教授にイワナ分類の方法や解明されてきたこと、そして在来種の解明と定義が保全につながる、という話をお聞きします。
ヤマメと並んで私たちには馴染み深い魚ですが、そのルーツや分布の背景のすべてが明らかになっているわけではありません。
イワナたちの素顔に近づくことができれば、渓流のフライフィッシングがもっともっと楽しくなるはずです。
2021/2/23