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管理釣り場のカラーチョイス

マラブーの”アタリカラー”を見つける

天海 崇=解説
迷った時のサーチングパターンとしても重宝しているという、グレーオリーブのマラブー

同じフライバターンでもカラーを変えただけで魚の反応が変わることがある。管理釣り場で名人と呼ばれる人たちはみなそれぞれ色には一家言を持つが、大切なのは、いつ、どんな時に使うかということ。
この記事は2015年7月号に掲載されたものを再編集しています。

《Profile》
天海 崇(あまがい・たかし)
1973年生まれ。栃木県佐野市在住。「フィッシングショップAKASAKA」に勤務し、北関東の渓流を中心に、さまざまなフィールドヘ足を運んでいる。管理釣り場のインストラクターを務めた経験も持ち、冬季はそうした釣り場を楽しむ機会も多い。

よく釣る人がこだわる”色”

以前勤めていた管理釣り場を訪れる「名人級」の人たちは、必ずといっていいほどお気に入りのマラブーフライを何本か持っていた。彼らが特にこだわるのは、シンキングラインを使った釣りで使うフライの色。

オリーブやブラウンのほか、ライトなものと、ダークな色合いのものを用意するのを基本としている。さらにリトリーブ速度、引き幅、ねらう層、釣り場によって経験にもとづいた色の使い分けをしている。

彼らは熱心な研究者でもあり、管理釣り場に勤務しながらそのスタイルを見てきた私も影響を受けている。ここでは、多くの人たちの刺激によって受けた私自身の試行錯誤から、実践する色の使い分けを紹介したい。

天候によって使い分けるカラー

※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。


2024/5/2

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最新号 2025年6月号 Early Summer

【特集】One Fly, One Soul 1本入魂のタイイング

釣れないフライはありません。しかし、より釣れやすい、より釣りやすいものは確実にあります。
「釣れやすい」とは、たとえば魚がエサと認識しやすいシルエットや姿勢をキャストごとにキープできることや、より刺激的な波動を常に発する構造のこと。 「釣りやすい」とは、たとえばキャスト中の空気抵抗が考慮され、スムーズにプレゼンテーションできることや、簡単には壊れない高い耐久性のこと。
そして、フライは最終的に美しいに越したことはありません。
これら無限の要素を取り入れて、自分で創造できるからこそフライタイイングは楽しいものです。
今号では佐々木岳大さんにドライフライの基礎を、嶋崎了さんにCDCの失敗しない扱い方を、中根淳一さんにキールフライのアイデアを、筒井裕作さんにホットグルーの使い方を教えていただきました。

また、中央アフリカ、ガボンでのターポンフィッシングの釣行レポートやポータブル魚道に関するインタビューなどもお届けします。


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