Local Flies03 :屈斜路湖用のフライ
佐藤豪さんの6本
岡村享則、長谷川靖哲= 写真
佐藤 豪(さとう・たけし)
北海道在住。屈斜路湖フィッシングクラブ(KFC)副会長であり、シーズンを通じて屈斜路湖で釣りをしている。長年通い込んでいる人ならではの興味深いフライパターンを提供してくれた
北海道在住。屈斜路湖フィッシングクラブ(KFC)副会長であり、シーズンを通じて屈斜路湖で釣りをしている。長年通い込んでいる人ならではの興味深いフライパターンを提供してくれた
ソフトハックル
4月に湖面の氷が落ち、屈斜路湖が開幕したらすぐに結ぶパターンのひとつ。当地ではまだ春と呼べない寒い日が続くが、気温が上がる日中には、ようやくユスリカやカワゲラを見るようになる。それらへのライズはほとんどがウグイなのだが、そんな時間帯は本命もシャローに入ってきており、このようなウエットフライを結んでリトリーブでねらう。ダブルハンドで遠投し広範囲に探るため、小さくても強いハリに巻くのは必須。
・フック……サワダ TD4 #10
・スレッド……ヴィーヴァス 10/0・ブラック
・ボディー……アイスブルーパールティンセル・ L、ウールレッド
・リブ……オーバルティンセル・シルバー S
・ハックル……ヘンフェザント
グレー豪スト
屈斜路湖では4月下旬のゴールデンウイーク頃からワカサギ接岸が始まる。その時期から冬に湖面が結氷してクローズになるまで、いつでも活躍するワカサギを模したストリーマーパターン。ノンストップリトリーブを意識して使用すると反応がよい。もちろん湖の定番であるマラブーパターンも多用するが、魚がスレてきたな?と感じた時に結ぶと効果的。かっこいいフライで釣ったほうが満足度が増す(!?)、自己満足パターンでもある。
・フック……ダイイチ2051 #7
・スレッド……ヴィーヴァス 10/0・ブラック
・テイル……カシミアゴート・グレーオリーブ
・ボディー……シルクフロス・グリーン
・リブ……オーバルティンセル L&S・シルバー
・スロート……サーモウェブDM・グリーン、グレーヘロン バックフェザー
・ウイング……アイスダブル ミノーバックシマーフリンジ・パールオリーブ/UVブルーバック、カシミアゴート・グレーオリーブ&オリーブ
・アイ……ジャングルコック
2022/5/15