LOGIN

恵みのヤマメ雨

2019年6月24日山形県最上川水系

FlyFisher編集部=写真と文

現在発売中の『フライフィッシャー2019年9月号Mid Summer』p.026-031「恵みのヤマメ雨」より未掲載の写真も含めて紹介します。


登場人物
小西里果(こにし・りか)
1996年生まれ
京都府在住
フライ歴10年



小西さんです。





小西さんの初めての東北釣行は雨。土砂降りでした。





それでも。




着替えて川へ降ります。




フライはスタンダードを中心に定番パターンを揃えています。




雨でべとつくティペットに苦労しながらも、セッティングする小西さん。




そして、雨足は強くなるいっぽうですが、小西さんは釣りを続けます。








ほとんど何の反応もないまま時間が経過していきます。






おじさんでもたじろぐような雨足の強さ。











小西さん、淡々と釣り上がります。










フライフィッシングが好きなところ。

やればやるほど楽しさが増してくるところ。

キャスティング

フライ選び

タイイング

ポイント選択

など、経験を積めば積むほど奥深さに引き込まれている最中なのだそうです。






とあるプール。

浮いているヤマメを発見。

影は左右に動いて活性が高い感じでした。




中心から少し右上の白い影がヤマメです。




ですが。



小西さんは前ばかり見ているので、バックキャストでフライを引っ掛けまくります。


ティペットは0.8号を使っていたので、多少強引に引っ張っても大丈夫。




そして……。









うまいところに

うまいタイミングでフライが落ちて

うまく流れたところで

ヤマメが食ってくれました。








これだけで充分満足。


帰りましょう。







道具をしまって小野川温泉へ。








小野川温泉の地図です。






―― 今回初めて東北で釣りをされたということですけど、どうでしたか?

小西 雨でしたけど、久々のヤマメが釣れて本当に感激しました。2日目のイワナ釣りは全体的に魚のサイズが大きいなというのと、ポイントがありすぎて選びきれないという印象でした(注:2日目の模様はページの都合上、機会を改めて掲載します)。まあ今回は飛ばし飛ばしやったりもしたんですけど、それでも投げればデカいのが出てきてくれるという感じでした(笑)。

―― バックキャストでフライを引っ掛けたりしてましたね。普段行ってるところはああいうのはあまりないんですか?

小西 普段は岐阜の渓流へ行くことが多いのですが、ああいうブッシュがあるところもありますけど、川に入っちゃえば引っ掛からないことが多いですね。今回の川だと、うしろも気をつけなければいけないけど、ちょっと遠投するとひっかかるみたいな感じでしたね。あともうちょっと伸びろ! っていう欲が出たときにひっかけるかな(笑)。

―― タックルについて教えてください。

小西 7フィート6インチの3番、5Xのリーダーに0・8号のティペットをつけて、フライはだいたい14番か16番のカディスかロイヤルコーチマンをアレンジしたフライとか。パラシュートもちらほら使いました。

―― けっこう小さめを使うんですね。

小西 結局12番を結ぶ勇気がなかったんです(笑)。来る前に12番で釣れるって聞いていたからを投げてみてもよかったのかなとも思いました(笑)。

(p.039本文より抜粋)

2019/9/11

つり人社の刊行物
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編 本体2,500円+税 A5判カラー256ページ
1998年刊行の幻の名著が2020年の視点も加筆されて、復刊です。 フィッシングライターとして現在も活躍する佐藤成史さんのライフワーク、人間の活動などにより生息場所を狭められる渓流魚たちを追いかけ写真に収めた貴重な記録。 インターネット前夜…
つり人社の刊行物
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編 本体2,500円+税 A5判カラー256ページ
1998年刊行の幻の名著が2020年の視点も加筆されて、復刊です。 フィッシングライターとして現在も活躍する佐藤成史さんのライフワーク、人間の活動などにより生息場所を狭められる渓流魚たちを追いかけ写真に収めた貴重な記録。 インターネット前夜…

最新号 2020年12月号 Mid Autumn

特集
共鳴するウエットフライ
エキスパートが実践していること

 今号の特集はウエットフライ。十人十色、という言葉がこれほどマッチするフライフィッシングはないかもしれません。エキスパートたちには「この釣りを始めたきっかけ」から、今実践しているテクニックまで、さまざまな質問をぶつけてみました。すると、実は似たような釣り方をしていることも少なくない、ということに気づかされました。
 先般22年ぶりの復刊となった、佐藤成史さん著『瀬戸際の渓魚たち』。Special Topicsと題しまして、阿武隈高地の天然イワナについて現状を取材してきました。日本列島形成の背景をもとに浮かび上がってきたのは、イワナたちの「山越え」という仮説。人類の営みと比べたら気の遠くなるような時間をかけて脈々と受け継がれてきたイワナたちの「血」。そんな歴史を感じることのできる幸福と、現状への警鐘があぶり出されています。
 巻末の長編特集は、来日も幾度となく果たし、「フライキャスティング」に大変革をもたらしたといってよい、メル・クリーガーさんを紹介しています。メルさんをよく知る5名に、知られざる側面を含めた彼の功績、人となりを語ってもらいました。
[ 詳細はこちらから ]

 

NOW LOADING