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釣行レポート【鳥取県/天神川水系】

2019年9月3日

松井伸吾=写真と文

鳥取の渓流を中心に活動するフィッシングガイド、松井伸吾さんによる天神川水系のレポートです。

《Profile》
松井伸吾(まつい・しんご)
兵庫県三田在住。1982年生まれ。山陰、北陸、の渓流を釣り歩く。フライがメインだが、バスフィッシング歴も長く、ジギング、ワカサギなども楽しむ。山陰地区、特に鳥取のフライ、ルアーのガイドサービス「山陰トラウトフィッシング(STF)ガイド」を展開。バリバスフィールドテスター。

●前回の松井さんの釣行レポート<2019年8月31日 鳥取県/千代川水系>


鳥取県西部に位置する大山(だいせん)を源とする天神川水系の現在の状況ですが、9月上旬は水量も平水に戻ってきているところが多く、魚の活性も上向きです。ただ日によっては残暑というべく暑い日もあり、そんな日は水温も高いため厳しい時もあります。水量が平水以上+水温が下がる(15℃以下)という条件があればかなり期待は持てます。

里川



先日のガイドでは雨後の2日後というタイミングで水量も渇水から回復しており、気温も水温も下がり条件としては申し分ない状況でした。ただ朝マヅメから入りましたが目立った虫のハッチは見られませんでした。


それでも夏を越した丸々と太ったコンディンション抜群のヤマメが瀬から飛び出してきます。この日は瀬尻に着いていることが多かったです。


7寸くらいのヤマメの反応が頻繁にあり、今年の天神川水系は例年に比べヤマメの魚影は多いです。


尺クラスのヤマメも多くストックしている渓なので、今後も期待が持てます。


主なフライパターンはテレストリアルを中心としたホッパーパターン。


周辺に大量のバッタやキリギリスといった昆虫が多く、それらをイミテートしたパターンが効果的と思われます。サイズは#8が標準。

また、この日もオニヤンマほどの大型のトンボが流されているのを目撃しました。


先日のガイドでもゲスト様が自分で巻いた#8のライツロイヤルが大活躍。CDCをウィングにした軽めのマテリアルを使用したものが浮きもよく使いやすかったです。

山岳渓流


こちらも水量は十分満たされており、状況はよかったです。魚の活性は高く、いいポイントには必ずといっていいほどイワナの反応がありました。


コンディションもよく、どの魚もエサをよく食べて太っていました。


メインとなるフライは毛虫やアリといったテレストリアル。

上から毛虫がポトポト落ちてくる状況も見られ、投げたフライよりもそれにライズする魚も見られました。


まだまだ産卵の行動を意識しているようには見えないですが、秋の荒食いをして産卵に備えているのかもしれません。

今年は台風の影響も大きく受けず、雨も適度に降ってくれているため、魚にとっては非常によいコンディションが続いているように思います。

共通して言えるのは、雨後2〜3日後は非常によい釣りができているということです。これから禁漁までの間もそうした状況があると思いますので釣行の際は雨の状況に注目です。

●前回の松井さんの釣行レポート<2019年8月31日 鳥取県/千代川水系>

2019/9/14

最新号 2026年3月号 Early Spring

【特集1】ルースニングNEO
【特集2】リール愛について2

冬季釣り場の拡大により、もはや「シーズンオフ」は存在しなくなったといってよいでしょう。ドライフライでのミッジング、スーパーライトなゼロGニンフィング、本流で行なうルースニングと、この時期(だけのものではないですが)の釣りをいくつか紹介しています。

2つめの特集として、前号から持ち越した「リール愛」。ロッドとの組み合わせのこだわり、ビンテージ感への思い入れなど、やはりフライフィッシャーの個性が際立つ誌面になっています。

このほか、ついに最終回を迎えた「細かすぎる!タイイングのベイシック」では、コノバー、ヘアウイングダンなどを解説。そして備前貢さんによる「フライフィッシングお伽噺 at オホーツク。」はこの釣りのワンダーが詰まった、すばらしく楽しい読み物です。

タイトループセクションは「カルフィルニア・ネイティブの守りかた」と題して、カリフォルニア州魚類野生生物局の取り組みのレポートを寄せていただきました。


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