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海人スタイル奄美

谷々和彦さんのラインシステム

同じ対象魚をねらうのでも場所が違えばフライと釣り方が違います。おのずとラインシステムも変わります。ここでは谷々和彦さんの渓流(ドライフライ)のシステムをご紹介します

谷々和彦=写真と文
Profile 谷々和彦(やや・かずひこ)

秋田県在住。がまかつ、フジノライン、フィールドテスター。水面下にピーコックの玉をぶら下げる「ブードル」パターンの考案者。ほかにも独創的なフライを多数持つ

 

 

#1タックルではリーダーシステムを極端に長くする必要はなく、全長16フィートがアベレージ

flyfisher photo

私の住んでいる秋田は良渓が多数あるが、近年はアクセスが楽なポイントは場荒れ傾向にあり、それを避けるために細く険しい山道を数時間歩いて源流に近いところを釣るスタイルが多くなっている。川の規模は川幅5~10mで典型的な山岳渓流が今ハマっている釣り場になる。このようなフィールドはスタート=最盛期(6月~)になるのでシビアなライズをねらうシチュエーションはほぼなく、フライパターンは#12~14のメイフライやテレストリアルのパラシュートを多用している。

#1ラインなのでメンディングも必要以上にすることはなく、16フィートで充分と感じている。自分ではこの長さがフライの投射性も影響なく一番扱いやすいし、魚を出すことにも支障はない。

 

 

ラインシステム

 

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FlyFisher2021年Mid Summer

【特集】名手たちのリーダー&ラインシステム図鑑 渓流、本流、湖、ソルト、温水。47人の工夫とこだわり。

この釣りではとかくフライパターンに注目が集まりがちですが、フライを魚に届けるためのリーダー、ラインシステムも非常に大切な要素です。同じ対象魚をねらうのでも、フィールドが違えばフライと釣り方が違います。そしておのずとラインシステムも変わります。特に対象魚のバリエーションが広がり続ける中、名手たちの現時点でのシステムを整理してみました。ほか、朱鞠内湖のイトウの魅力、そして’マッドサイエンティスト’、ゲーリー・ラフォンテーンの名著『The Dry Fly』の第1章を掲載しています。


2023/3/31

最新号 2024年6月号 Early Summer

【特集】拝見! ベストorバッグの中身

今号はエキスパートたちのベスト/バッグの中身を見させていただきました。みなさんそれぞれに工夫や思い入れが詰まっており、参考になるアイテムや収納法がきっといくつか見つかるはずです。

「タイトループ」セクションはアメリカン・フライタイイングの今をスコット・サンチェスさんに語っていただいております。ジグフックをドライに使う、小型化するフォームフライなど、最先端の情報を教えていただきました。

前号からお伝えしておりますが、今年度、小誌は創刊35周年を迎えております。読者の皆様とスポンサー企業様のおかげでここまで続けることができました。ありがとうございます!


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