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Bibury Court

歌川義郎さんの季節別ドライフライ

いつ、どこで、どんなものを結べばよいのかがわかるフライパターン集です

解説=歌川義郎

※この記事はFLY FISHER No.194を再編集したものです

 

 

解説

歌川義郎(兵庫県神戸市在住)

主要河川は鳥取県千代川、兵庫県揖保川。シーズン初期から4月中頃までは千代川や損保川などの里川域でのマッチング・ザ・ハッチの釣りが楽しい。ガガンボやコカゲロウなどがライズの鍵となる。水面に絡む繊細なフライが効果的だ。その後、4月の後半になると中型のマダラカゲロウのハッチシーズンに突入する。この時期よく結ぶのはフックサイズ12~16番のコンパラダン。

 

春:ガガンボ

flyfisher photo

春先には外せないバターン。TMC212Yは、細くて軽量なため最小限のマテリアルで弱々しく水面下にぶら下がるボディーを演出できる。アンダーボディーにフラッシャブーを巻き、ハッチ時の質感を表現している。

 

Material

フック……TMC212Y#15~17

スレッド……ユニモノクリアー・ファイン

アブドメン……フラッシャブー・ミラージュ、スーパーファインダビング・ベールイエロー

レッグ……CDCダン

インジケーター……アルファ目印・オレンジ

 

 

夏:ゴールデン・アントパラシュート

flyfisher photo

この季節はテレストリアルバターンを中心に、大型のポッパーやビートルなど複雑な形状のパターンを使うことが多いが、このフライはいたってシンプル。「金色のフライで釣りたい」という釣り人の気持ち重視で巻いたドライフライ。

 

Material

フック……TMC212Y#13~15

スレッド……8/0ブラック

ポディー……ミニフラットプレード・ゴールド

ハックル……コックネック・ブラック

バラシュートポスト……エアロドライウィング・FLオレンジ

 

 

 

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