LOGIN
アカサカ釣具

マイクロスカジットにおけるスイング論

スカジットキャストの発信元のOPSTの仲野靖さんに話を聞くと勘所がいくつか見えてきた

編集部=文と写真
Profile

仲野靖さん

OPST R&Dスタッフ。強いアタリにこだわるスイングの釣り、いわゆるスカジットスタイルに精通し、同社のさまざまなタックルやツールの開発に携わる。北米のメソッドを日本でアジャストするべくフィールドへ通っている。

 

 

この釣りは魚がたくさんいないと成立しない

flyfisher photo

 

改めてお聞きしますが、仲野さんがやられている釣りはスイングの釣りですよね

仲野 はい、スイングです

 

日本ではもともとウエットフライでスイングさせるという釣りはもちろん人気がありますがそれとは別の文脈な気がします。

仲野 そうかもしれません。僕たちがやっているのは北米のスティールヘッディングがルーツといえると思います。実は、僕のスイングの釣りの原点はノルウェーのアトランティックサーモンなんでフローティングラインでブーンとスイングさせるという釣りで。ダブルテーパーのフローティングのみ。スコットランドの釣りがどういうものか経験はないのですが、ノルウェーでやっていたときは本当にテーパードリーダーなんかも使わないし、いわゆるテグス付けて。フライもチューブにチョロッと毛がついているようなやつで、正直カルチャーショックでした。それでも1回の釣り、ひとつのビートです。最長で1ヵ月ずっと釣りしていたこともありました。その頃は10尾とか20尾とか釣れたんです。こんなフライでこんなに釣れちゃうの?みたいな(笑)。そのころは遡上量が半端なかったですから。フローティングラインでドーンと投げて、サーモンが遡上しているタイミングだったらめちゃくちゃ釣れますが、いなければまったく釣れない、そんなでした。

 

今、仲野さんがやられているのは……。

仲野 北米で進化したスタイルです。スカジットヘッドとシンクティップを使います。スティールヘッディングから始まっていて、それがトラウト用にダウンサイズしてきています。

 

北米でもそうなんですね

 

※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。

 

※以下の本誌からもご覧いただけます

書影をクリックするとAmazonへジャンプします。

Fly Fisher 2021年12月号

【特集1】水中を釣る、15の視点

【特集2】シンキングラインカタログ

今号は「水中の釣り」の特集です。ウエットフライ、ニンフ、湖のストリーマーと14人の考え方と釣り方、そしてシンキングラインのカタログを掲載しています。
現在、単純に「ウエットフライの釣り」と使うフライの種類で釣り方をカテゴライズすることができなくなってきました。そこで、名手たちに実際に行っている釣り方とそれぞれの考え方をお聞きしたところ、「スイングの釣り」に対して「縦の釣り」と大きく2つに分けたほうがイメージしやすいことが見えてきました。さらには「縦の釣り」も「送り込みの釣り」「ナチュラルの釣り」「トレースの釣り」など微妙に違うメソッドが確立されているようです。
ニンフはルースニングとヨーロピアンニンフィングの考え方、そしてルースニングとアウトリガーのハイブリッドとも呼べるような「ヤッチーニンフ」、湖では、底ベタを釣るレイクトラウトフィッシングを取り上げました。
また、前号で反響が大きかっったゲーリー・ラフォンテーンの「The Dry Fly」についての各エキスパートの感想記事にもページを割いています


2023/7/20

つり人社の刊行物
初歩からのフライタイイング
初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
本書は、これからフライタイイングを始めようとする人に向けた入門書です。 解説と実演は、初心者の方へのレクチャー経験が豊富な、東京のフライショップ「ハーミット」店主の稲見一郎さんにお願いしました。 掲載したフライパターンは、タイイングの基礎が…
アカサカ釣具
つり人社の刊行物
初歩からのフライタイイング
初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
本書は、これからフライタイイングを始めようとする人に向けた入門書です。 解説と実演は、初心者の方へのレクチャー経験が豊富な、東京のフライショップ「ハーミット」店主の稲見一郎さんにお願いしました。 掲載したフライパターンは、タイイングの基礎が…
アカサカ釣具

最新号 2023年12月号 Early Autumn

【特集】尖ってるドライフライ

今号では、編集部が「面白いな」と感じた渓流用のドライフライのタイイングと考え方を紹介します。取り上げるのは、パラシュートスパイダー、エルクファンタジィ、丹沢スペシャル、マジックバレット、里見パラシュート、ヨッパラ、特殊部隊の7本です。これらを並べてみると、みなさん気にかけているのは、耐久性、浮力の持続性だけでなく、「誘い」であることがわかります。水面の流れより遅く流れる、フライそのものが揺れる、マテリアルが揺れる、などさまざまですが、いわゆるナチュラルドリフト以上の効果を明確にねらっているものがほとんど。来シーズンに向け、ぜひ参考にしてください。
またウォルト&ウィニー・デッティ、ハリー&エルシー・ダービーに関するフライタイイングの歴史、そして、『The Curtis Creek Manifesto』(日本ではご存知、『フライフィッシング教書』として翻訳されています)の作者、シェリン・アンダーソンについても取り上げています。


Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com

 

NOW LOADING