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丸山拓馬さんの雷魚・鯰・鯉のシステム

名手は何を気にしてどのようにラインを組んでいるのだろうか。ここでは丸山拓馬さんの雷魚・鯰・鯉のラインシステムをご紹介します

写真と文=丸山拓馬
Profile 丸山拓馬さん

近所の水路から南米アマゾン川まで、温水と海水のフライフィッシングに夢中になり続けている。自身の釣行を綴ったブログ「カピバラFF釣行記」は、同ジャンルの愛好家たちに人気。6月末には神奈川県芦ノ湖でシンキングラインを用いて61cmのラージマウスバスをC&Rした。栃木県在住。https://kapibaraff.blog.fc2.com

 

 

高気温、障害物、強い魚と渡り合うために

flyfisher photo

私の温水フライフィッシング3大ターゲットといえば、ライギョ、ナマズ、コイの3種。これらは比較的身近に生息していながら、国内淡水魚の中でもかなりのパワーを有する。それでいて時に気難しい側面もある。だからこそラインシステムも気を抜かずに組みたいところだ。ライギョ、ナマズに関しては、5~10月ごろにバスバグを使った釣りで、両魚種ともサイトフィッシングがメインとなる。フックサイズ#1~3/0の空気抵抗が大きいバスバグをキャストするために8~10番のフライラインが必要になるが、飛距離よりも精度を重視してWFを使用している。

 

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※以下の本誌からもご覧いただけます

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FlyFisher2021年Mid Summer

【特集】名手たちのリーダー&ラインシステム図鑑 渓流、本流、湖、ソルト、温水。47人の工夫とこだわり。

この釣りではとかくフライパターンに注目が集まりがちですが、フライを魚に届けるためのリーダー、ラインシステムも非常に大切な要素です。同じ対象魚をねらうのでも、フィールドが違えばフライと釣り方が違います。そしておのずとラインシステムも変わります。特に対象魚のバリエーションが広がり続ける中、名手たちの現時点でのシステムを整理してみました。ほか、朱鞠内湖のイトウの魅力、そして’マッドサイエンティスト’、ゲーリー・ラフォンテーンの名著『The Dry Fly』の第1章を掲載しています。


2023/7/4

つり人社の刊行物
初歩からのフライタイイング
初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
本書は、これからフライタイイングを始めようとする人に向けた入門書です。 解説と実演は、初心者の方へのレクチャー経験が豊富な、東京のフライショップ「ハーミット」店主の稲見一郎さんにお願いしました。 掲載したフライパターンは、タイイングの基礎が…
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初歩からのフライタイイング
初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
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最新号 2023年12月号 Early Autumn

【特集】尖ってるドライフライ

今号では、編集部が「面白いな」と感じた渓流用のドライフライのタイイングと考え方を紹介します。取り上げるのは、パラシュートスパイダー、エルクファンタジィ、丹沢スペシャル、マジックバレット、里見パラシュート、ヨッパラ、特殊部隊の7本です。これらを並べてみると、みなさん気にかけているのは、耐久性、浮力の持続性だけでなく、「誘い」であることがわかります。水面の流れより遅く流れる、フライそのものが揺れる、マテリアルが揺れる、などさまざまですが、いわゆるナチュラルドリフト以上の効果を明確にねらっているものがほとんど。来シーズンに向け、ぜひ参考にしてください。
またウォルト&ウィニー・デッティ、ハリー&エルシー・ダービーに関するフライタイイングの歴史、そして、『The Curtis Creek Manifesto』(日本ではご存知、『フライフィッシング教書』として翻訳されています)の作者、シェリン・アンダーソンについても取り上げています。


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