LOGIN

「極彩色の魔力」お詫びと訂正

2019年夏号p.102記載内容について

FlyFisher編集部=写真と文
発売中の『FlyFisher Mid Summer 2019』のp.102-109「極彩色の魔力 ピーコック・コンプリートスキンのすすめ」の記事内で写真と解説文が入れ替わっておりました。ここに正しい写真と解説文を掲載いたします。

ご協力いただいた安田龍司さん、ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけいたしました。

ここに訂正してお詫び申し上げます。

また、ご指摘くださった読者の皆様にお礼を申し上げます。

ありがとうございました。


p.104内訂正


ウイングはオスの幼鳥のピーコッククイル。なぜかブラックの部分が強いのが特徴で、スペックルドのピーコッククイルの模様が少し入っていて、ブラッククイルとちょうど中間のような感じです。

ボディーはブラックのピーコッククイルを巻いています。少しグリーンのメタリックぽい輝きが出るのが面白い。全体の色調をそろえるため、幼鳥でよく取れるブルーネックの柔らかい部分をハックルの上に巻いています。

ブルーネックは一見すると青いですが、水中では青から緑へ変化するので、そういったことも考えながら巻くと、タイイングが楽しくなります。



ウイングにスペイピーコックとして売られている羽根のティップ側を使っています。ピーコッククイルと比べて、ファイバーどうしの接着性が弱いので水に入れるとウイングがバラけやすい。逆にそれをねらって柔らかいピーコックマラブーをハックルに使い、ウイングとハックルの柔らかさの一体感がいいんです。

ピーコックマラブーは使う前に水の中でフライをもんだりする必要がなく、最初の1投目からしっかり吸水して沈んでくれる。また水中でのしなやかさがいいです。流れが速い場所で使うと細くまとまって動きます。

一方流れがゆるい場所や大きな底石に流れが当たって変化するような場所で使うと、マラブーがふわふわ動いて誘ってくれます。ボディーもメタリックを強調するためにティンセルを巻いた上から、ピーコックソードの、通常だとウイングとして使わない側をリブ状に巻いています。真横から見た時と後方から見た時で光の明滅が起きるようにしています。

活性が高いサクラマスなどをねらう時に多用しています。



スペイピーコックとして売られている羽根のティップをウイングに使っているが、この羽根は、成長段階によるのか、場所によるものか、さまざまな特性があるので面白いです。
経験からいうと、ひとつ上のフライて使っている緑がかったほうが大きく成長した鳥で、このフライのほうが幼い感じ。若いほうがばらけやすい印象があります。

ハックルは吸収性が高くて、動きが柔らかいピーコックマラブー。

ボディーはピーコックソードとピーコックマラブーを使っています。ニジマスは金属的な光を嫌う時があると感じているので、特に水がクリアな時はティンセルを使ったものではなく、このようなフライを使っています。


p.109内訂正


スペイピーコックとして売られているもので、完全なグリーンではなく、まだら模様になっているものを使っています。このまだら模様の具合とグリーンの具合は個体差があるので、好みがあるのであれば購入時にチェックしておくとよいでしょう。



クイルウイングを使う側のファイバーを巻くと、こういったランダムな縞模様が出て、これはこれで面白いと思います。捻ってあるように見えるかもしれませんが、捻らずにフリューを潰さないように巻いています。



ピーコッククイルの通常、ウイングに使わない側(バイオットの部分)。フリューを潰さないように巻くと、こういった感じになります。ピーコッククイルでボディーを巻く場合に注意してほしいのは、あまりファイバー先端から巻き留めようとしないこと。

先端に近いほど切れやすいので、ある程度太さがあるほうが巻きやすいのですが、大きいフライのボディーには足りなくなる。そういう場合は継ぎ足して巻けばOKです。


訂正は以上になります。

実際のページと合わせてごご覧ください。





2019/9/10

つり人社の刊行物
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編 本体2,500円+税 A5判カラー256ページ
1998年刊行の幻の名著が2020年の視点も加筆されて、復刊です。 フィッシングライターとして現在も活躍する佐藤成史さんのライフワーク、人間の活動などにより生息場所を狭められる渓流魚たちを追いかけ写真に収めた貴重な記録。 インターネット前夜…

THE LATEST ISSUE

FlyFisher 2020年9月号Mid Summer

 フックにマテリアルを留めるというテクニックだけでも本が何冊もできてしまうほどの奥深さがありますが、今回は、フライの構造や素材の選び方など、編集部が「面白い!真似したい!」と感じたものを取材しました。渓流から海まで、フライフィッシングの広がりも味わえます。そのほか、国内主要メーカーのフック一覧や、ピーコックコンプリートの解説などもしました。  そして、水生昆虫研究家の刈田敏三さんによる「ドリフティング」も紹介しています。長年の水生昆虫研究にプラスして、水中カメラで渓流に泳ぐヤマメの行動研究を始めた刈田さんによる、より実践的な釣り方と考え方の提案です。  名前は知っていても、その実像はあまり触れられなかった、エンリコ・パグリシさんへのインタビューも実現しました。名前の正しい発音は「パグリシ」ではなく、「プッリージ」だったことが判明するなど、楽しくもヒントに溢れる内容です。したがって今後小誌では、エンリコ・プッリージさんと表記します。  大好評、備前貢さんの「オホーツク通信」では、今回もさまざまなタイイングの技が紹介されています。中でも、ピーコックハールをティンセルで挟んでねじるという、ボリュームと強度を同時に出せる手法を使った、豊満なプロポーションのロイヤルウルフは最高です!
つり人社の刊行物
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編
瀬戸際の渓魚たち 増補版 西日本編 本体2,500円+税 A5判カラー256ページ
1998年刊行の幻の名著が2020年の視点も加筆されて、復刊です。 フィッシングライターとして現在も活躍する佐藤成史さんのライフワーク、人間の活動などにより生息場所を狭められる渓流魚たちを追いかけ写真に収めた貴重な記録。 インターネット前夜…

THE LATEST ISSUE

FlyFisher 2020年9月号Mid Summer

 フックにマテリアルを留めるというテクニックだけでも本が何冊もできてしまうほどの奥深さがありますが、今回は、フライの構造や素材の選び方など、編集部が「面白い!真似したい!」と感じたものを取材しました。渓流から海まで、フライフィッシングの広がりも味わえます。そのほか、国内主要メーカーのフック一覧や、ピーコックコンプリートの解説などもしました。  そして、水生昆虫研究家の刈田敏三さんによる「ドリフティング」も紹介しています。長年の水生昆虫研究にプラスして、水中カメラで渓流に泳ぐヤマメの行動研究を始めた刈田さんによる、より実践的な釣り方と考え方の提案です。  名前は知っていても、その実像はあまり触れられなかった、エンリコ・パグリシさんへのインタビューも実現しました。名前の正しい発音は「パグリシ」ではなく、「プッリージ」だったことが判明するなど、楽しくもヒントに溢れる内容です。したがって今後小誌では、エンリコ・プッリージさんと表記します。  大好評、備前貢さんの「オホーツク通信」では、今回もさまざまなタイイングの技が紹介されています。中でも、ピーコックハールをティンセルで挟んでねじるという、ボリュームと強度を同時に出せる手法を使った、豊満なプロポーションのロイヤルウルフは最高です!

最新号 2020年9月号 Mid Summer

特集
晴釣雨巻
現場から生まれた、個性的タイイング

フックにマテリアルを留めるというテクニックだけでも本が何冊もできてしまうほどの奥深さがありますが、今回は、フライの構造や素材の選び方など、編集部が「面白い!真似したい!」と感じたものを取材しました。渓流から海まで、フライフィッシングの広がりも味わえます。そのほか、国内主要メーカーのフック一覧や、ピーコックコンプリートの解説などもしました。
 そして、水生昆虫研究家の刈田敏三さんによる「ドリフティング」も紹介しています。長年の水生昆虫研究にプラスして、水中カメラで渓流に泳ぐヤマメの行動研究を始めた刈田さんによる、より実践的な釣り方と考え方の提案です。
 名前は知っていても、その実像はあまり触れられなかった、エンリコ・パグリシさんへのインタビューも実現しました。名前の正しい発音は「パグリシ」ではなく、「プッリージ」だったことが判明するなど、楽しくもヒントに溢れる内容です。したがって今後小誌では、エンリコ・プッリージさんと表記します。
 大好評、備前貢さんの「オホーツク通信」では、今回もさまざまなタイイングの技が紹介されています。中でも、ピーコックハールをティンセルで挟んでねじるという、ボリュームと強度を同時に出せる手法を使った、豊満なプロポーションのロイヤルウルフは最高です!
[ 詳細はこちらから ]

 

NOW LOADING