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ウォーリーウイングのウエットフライタイイング

フェザーを折り返してウイングにする、ウオーリーウイング。ドライフライではよく使われるテクニックだが、その発想をもとにウエットへ転用したのが、森下さんのパターンだ

森下泰一郎= 解説と写真

この記事はFlyFisher No.303を再編集したものです。

フライ

スカンピヘッドを巻く

ウイングには硬く耐久性があるガッドウオールを使用。素材を留めたあとにスプリットしていくが、開きすぎるとフライが回転してしまうので注意

 

フライ

ウイング素材のガッドウオールのフランクフェザー。サイズに限界があるので、適したフックサイズを選択したい

フライ

ファイバーをまとめるには、直径4mmの熱収縮チューブをヒートガンで熱し、テーパー状にして30mmでカットしたものが便利。シュリンクさせた先端の径は1.5~2mmが使いやすい。森下さんはニードルチューブと呼ぶ

 

Step1

フライ

ウイングを取り付ける前の状態。ここまでの工程は通常のウエットフライと変わらない

 

Step2

フライ

ガッドウオールの余分なファイバーを取ってストークの根本をカット。左右対象のものを選ぶ

 

Step3

フライ

ファイバーを根もと側へ軽くしごき、揃える

 

Step4

フライ

ガッドウオールを先端からニードルチューブに通す

 

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2024/12/23

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最新号 2025年6月号 Early Summer

【特集】One Fly, One Soul 1本入魂のタイイング

釣れないフライはありません。しかし、より釣れやすい、より釣りやすいものは確実にあります。
「釣れやすい」とは、たとえば魚がエサと認識しやすいシルエットや姿勢をキャストごとにキープできることや、より刺激的な波動を常に発する構造のこと。 「釣りやすい」とは、たとえばキャスト中の空気抵抗が考慮され、スムーズにプレゼンテーションできることや、簡単には壊れない高い耐久性のこと。
そして、フライは最終的に美しいに越したことはありません。
これら無限の要素を取り入れて、自分で創造できるからこそフライタイイングは楽しいものです。
今号では佐々木岳大さんにドライフライの基礎を、嶋崎了さんにCDCの失敗しない扱い方を、中根淳一さんにキールフライのアイデアを、筒井裕作さんにホットグルーの使い方を教えていただきました。

また、中央アフリカ、ガボンでのターポンフィッシングの釣行レポートやポータブル魚道に関するインタビューなどもお届けします。


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