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WILD LIFE

スパイダーパラシュート誕生秘話

水面に張り付いたハックルがふわふわと動くようすは魚でなくても思わず手を伸ばしてしまう

FlyFisher編集部=写真と文

「スパイダーパラシュート」という名称が一般的になりましたが、これは最初は嶋崎さんが?

嶋崎 そうですね。もう15年前くらいになるかもしれませんが、渋谷さんと出会った頃に考えたものです。あの時、僕が秋田の川へ行って、その時に新作フライだってこれを見せて。ハックルはコック・デ・レオンで、ボディーに何もないパターンです。で、渋谷さんは「何ですかこれ。釣れなさそうですね」って(笑)。で、実際に投げてみました。僕もそれが初めてで、このハックルは空気抵抗あるじゃないですか。だから、フワッと落ちて流れたら……、一撃でヤマメが釣れたんです。お互い「マジで?」って感じでした

 

flyfisher photo こちらがオリジナル。ウイングポストとコック・デ・レオンのハックルのみ
※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。

2024/6/28

最新号 2025年9月号 Mid Summer

【特集】Layered Beauty ウエットフライを編む

マテリアルを細かく選別し、いざフックに巻き留める緊張とその後、納得のいくウエットフライが完成した時の達成感は、釣りに匹敵する喜びがあります。 今号はそんな美しいフライを巻くためのテクニックを解説。 スレッドひと巻きひと巻きの、細かな仕事が、総合的な完成度につながります。 とはいえ、美しさの基準はひとそれぞれ。
こだわった1本から、ざっくばらんな1本まで、眺めても使っても楽しいフライパターンも集めました。

また、備前貢さんによる北海道の日々の釣りに関する長編記事や、サクラマスレストレーション運営関するインタビューなどもお届けします。


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