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スパイダーパラシュート誕生秘話

水面に張り付いたハックルがふわふわと動くようすは魚でなくても思わず手を伸ばしてしまう

FlyFisher編集部=写真と文

「スパイダーパラシュート」という名称が一般的になりましたが、これは最初は嶋崎さんが?

嶋崎 そうですね。もう15年前くらいになるかもしれませんが、渋谷さんと出会った頃に考えたものです。あの時、僕が秋田の川へ行って、その時に新作フライだってこれを見せて。ハックルはコック・デ・レオンで、ボディーに何もないパターンです。で、渋谷さんは「何ですかこれ。釣れなさそうですね」って(笑)。で、実際に投げてみました。僕もそれが初めてで、このハックルは空気抵抗あるじゃないですか。だから、フワッと落ちて流れたら……、一撃でヤマメが釣れたんです。お互い「マジで?」って感じでした

 

flyfisher photo こちらがオリジナル。ウイングポストとコック・デ・レオンのハックルのみ
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2024/6/28

最新号 2025年12月号 Early Autumn

【特集】REAL REEL LOVE リールへの愛について

ご存知のとおり、フライリールの機能というのは多くの場合それほど重要ではなく「ただのイト巻き」という側面が大きく、それゆえ人がリールを気に入る背景には、極めて個人的で偏愛に満ちたストーリーが存在します。
それは、万人が認める美しく優れたものだけでなく、自分が触れて快適なものでよいはず。「美」よりも「快」。人生が滲み出る、リール愛のカタチを紹介します。

このほか、第3回を迎えた細かすぎる!タイイングのベイシックでは、パラシュートパターンを中心に解説。
天草・無人島のクロダイのサイトフィッシングや佐藤成史さんの魚の撮影法なども紹介します。


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