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Little Bell

北海道・朱鞠内湖のイトウ釣行

2019年6月3〜5日

レポート=杉浦雄三

朱鞠内湖のイトウ釣りが私たちの耳に届くようになってから時間がたったが、まだあまり知られていない釣りがあるという。
その未開拓で、エキサイティングな釣りにチャレンジした。



杉浦 雄三(すぎうら・ゆうぞう) 愛知県高浜市でフライフィッシングのトータルサポートを行なう「TEAL」を運営。クロダイをねらう海のサイトフィッシングも得意だが、犀川、高原川、宮川など中部地方の本流釣りにも詳しい。ここ数年はカナダに足を運び、スティールヘッドをねらって腕を磨いている
●TEAL www.teal-flyfishing.com/

初めてのフィールドへの遠征はいつも興奮と期待でいっぱいです

子供のころから描いてきた夢の魚、イトウ。

北海道にイトウだけをねらいに行くようになりもう15年。

今回はそんなイトウの湖での釣り。私にとっては初めてのフィールドだ。


初めての朱鞠内湖。広大な湖に島が点在しています

そんな私を今回サポートしてくれたのは帯広で「ラッキーフィールド」というフィッシングガイドをやっている吉原さん。私と年も近く朱鞠内湖のイトウ釣りも守備範囲。。


ガイドの吉原さんのボート。ここ朱鞠内湖ではエレキボートでのフィッシングが認められています

5月~6月上旬までの期間限定で朱鞠内湖をガイドしている彼が言うには、この時期だからこそ楽しめるイトウ釣りがあるとのこと。

2年ほどまえから、イトウをサイトフィッシングでねらっているというのだ。ただ、季節や時間帯など、まだ未開拓な部分が多いのも事実。

魚たちの習性を読み、それに合わせて釣りあげるための工夫を繰り返す。これはフライフィッシングの醍醐味のひとつ。こういう新たなチャレンジは大好物なので、二つ返事で釣行を決めた。


※この続きは月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。

2019/6/15

つり人社の刊行物
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初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
本書は、これからフライタイイングを始めようとする人に向けた入門書です。 解説と実演は、初心者の方へのレクチャー経験が豊富な、東京のフライショップ「ハーミット」店主の稲見一郎さんにお願いしました。 掲載したフライパターンは、タイイングの基礎が…
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今号では、編集部が「面白いな」と感じた渓流用のドライフライのタイイングと考え方を紹介します。取り上げるのは、パラシュートスパイダー、エルクファンタジィ、丹沢スペシャル、マジックバレット、里見パラシュート、ヨッパラ、特殊部隊の7本です。これらを並べてみると、みなさん気にかけているのは、耐久性、浮力の持続性だけでなく、「誘い」であることがわかります。水面の流れより遅く流れる、フライそのものが揺れる、マテリアルが揺れる、などさまざまですが、いわゆるナチュラルドリフト以上の効果を明確にねらっているものがほとんど。来シーズンに向け、ぜひ参考にしてください。
またウォルト&ウィニー・デッティ、ハリー&エルシー・ダービーに関するフライタイイングの歴史、そして、『The Curtis Creek Manifesto』(日本ではご存知、『フライフィッシング教書』として翻訳されています)の作者、シェリン・アンダーソンについても取り上げています。


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