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渋谷直人が考えるフライの浮き方、沈み方

特にライズを釣る場合、フライの浮き方で大きく結果は左右される

FlyFisher編集部=写真と文

浮き方、沈み方

僕がドライフライと考えているのは、フライの一部が完全に浮いていて目視できるものである。繰り返しになるが、これが見えることではっきりと自然や魚の反応などが確認できるからだ。

しかし実際には、完全に浮いている虫が流下していることは意外に少なく、どこかが水面に浮いていて水面下にほとんどの部位が沈んでいるといった場合が多い。それは水生昆虫に限らず、テレストリアルでもよく見られるので、完全にポッカリ浮くタイプとポスト以外は沈むタイプの2種は用意しておいたほうがよい。

カゲロウのハッチの場合を考えてみよう。ニンフから脱皮する場所は違うかもしれないが、ダンの形状になり水面から飛び立つのはヒラタ類もマダラ類も一緒である。しかし脱皮途中と脱皮後を比較すると、脱皮後の時間が圧倒的に長く、脱皮失敗個体も多い。ならば、ダンパターンをどのように巻いたらよいか判断できるだろう。

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2024/7/18

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最新号 2024年12月号 Early Autumn

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色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

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