里見パラシュートのタイイング
空気を含み、軽く浮くハックル
里見栄正= 解説 編集部= 文と写真TYING THE PARACHUTE
里見さんのパラシュートは全体的にコロンとした印象だ。ハックルファイバーの長さはゲイプ幅と同じか少し長いくらい。カラーは特に決まっていないが、ツートーンが多い。ハックルもあえてボディーと違う色にしている。工程の中に特別なところはないが、マテリアル各部の長さとバランスに気を付ける
Material
・フック……TMC531#10~18(12~14を多用)
・スレッド……8/0~10/0各色
・テイル……エアロドライウィング・アースカラー系各色(テイルでもありシャックでもあり、お尻に何か付いているという雰囲気で取り付けている)
・ボディー……ダビング材各色(アブドメンは薄く、ソラックスややや濃い色をチョイス)
・パラシュートポスト……エアロドライウィング・FLオレンジ、もしくはシナモン
・ハックル……コックネックまたはコックサドル各色
Step1
フックをバイスにセットし下巻きをする
Step2
さらにスレッドを巻き進めテイルの付け根に小さくコブを作る
2025/1/28