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佐古哲樹さんのキャスティング練習方法

ホールの手は肩からひじまでを身体に固定した状態で行なう、タフルホールを効果的にする練習法

解説=佐古哲樹
Profile 佐古哲樹(さこ・ひろき)

1966年生まれ。横浜市在住。渓流に限らずソルトなどフィールドを問わずフライフィッシングを楽しむ。忍野でのスクール講師を務めるほか、FFF公認のキャスティングインストラクターの資格を持つ。

※この記事はFLY FISHER No.193を再編集したものです

 

 

基本を見直す大切さ

横浜市在住の佐古哲樹さんは、キャスティングインストラクターである小野訓さんのスクールで受けたアドバイスをもとに独学で練習を重ね、山梨県・桂川の忍野を中心に国内各地の渓を釣り歩くベテランだ。オフシ—ズンには地元横浜でのメバル釣りを楽しむようになるが、常に風の吹く海での釣りは、フライが押し戻されて思ったように飛ばないことが多く、段々とキャスティングスキルの必要性を感じるようになったという。「強い風が吹くと思ったように飛ばない、ということはそれまでにもたびたび起こっていました。渓流ではごまかせても、海では釣り自体が成立しなくなりますから、まるでメバルに自分のキャスティングのあらを指摘された感じでしたね」。

そして、改めて小野さんの門戸を叩く。現在は強風にも負けない推進力のあるループのあるキャストを行なえるようになったという。

風に負けないループを作りたいとのリクエストに小野さんが指摘したのは

 

※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。

 

※以下の本誌からもご覧いただけます

書影をクリックすると電子書籍を取り扱っているサイト(Fujisan)へジャンプします。

FLY FISHER No.193 発売日2009年12月22日

【特集】Defying Gravity キャスティングの壁を超える

やすらぎが求められる今日、フライフィッシングは自然にローインパクトな付き合いのできる奥の深い趣味として多くの人々に支持されています。『FlyFisher』 は全国誌として、高い支持を得ているフライフィッシング専門誌です。最先端のテクニックはもちろん、目が覚めるような自然の一瞬の美を切り取った写真の数々が読者を魅了します。



2023/7/11

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磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03
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最新号 2024年12月号 Early Autumn

【特集】マスのきもち

朱鞠内湖のイトウ、渓流のヤマメ、イワナ、忍野のニジマス、九頭竜川サクラマス本流のニジマス、中禅寺湖のブラウントラウトなど、それぞれのエキスパートたちに「マスのきもち」についてインタビュー。

色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。

みなさんの情熱が溢れてしまい、今号は16ページ増でお届けします。

「タイトループ」セクションでは国内のグラスロッド・メーカーへの工房を取材。製作者たちのこだわりをインタビューしています。


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