佐古哲樹さんのキャスティング練習方法
ホールの手は肩からひじまでを身体に固定した状態で行なう、タフルホールを効果的にする練習法
解説=佐古哲樹※この記事はFLY FISHER No.193を再編集したものです
基本を見直す大切さ
横浜市在住の佐古哲樹さんは、キャスティングインストラクターである小野訓さんのスクールで受けたアドバイスをもとに独学で練習を重ね、山梨県・桂川の忍野を中心に国内各地の渓を釣り歩くベテランだ。オフシ—ズンには地元横浜でのメバル釣りを楽しむようになるが、常に風の吹く海での釣りは、フライが押し戻されて思ったように飛ばないことが多く、段々とキャスティングスキルの必要性を感じるようになったという。「強い風が吹くと思ったように飛ばない、ということはそれまでにもたびたび起こっていました。渓流ではごまかせても、海では釣り自体が成立しなくなりますから、まるでメバルに自分のキャスティングのあらを指摘された感じでしたね」。
そして、改めて小野さんの門戸を叩く。現在は強風にも負けない推進力のあるループのあるキャストを行なえるようになったという。
風に負けないループを作りたいとのリクエストに小野さんが指摘したのは
※以下の本誌からもご覧いただけます
書影をクリックすると電子書籍を取り扱っているサイト(Fujisan)へジャンプします。FLY FISHER No.193 発売日2009年12月22日
【特集】Defying Gravity キャスティングの壁を超える
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2023/7/11