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WILD LIFE

ピーコックソードでウイングを作る

「ウィットグリーン」のタイイングを解説します

安田 龍司=解説
数々の本流で実績を上げてきた安田さんのウィットグリーン

ウエットフライの印象は、そのウイングで大きく変わる。もちろん形状が違えば、その役割も当然異なる。ここでは、ピーコックソードを使用したウイングの作り方を紹介。本流のサクラマス、レインボートラウトを相手に磨かれた厳選パターンとあわせて解説する。
この記事は2015年11月号に掲載されたものを再編集しています。

《Profile》
やすだ・りゅうじ
1963年生まれ。愛知県名古屋市在住。ストリーマーやウエットフライの釣りを得意としており、九頭竜川のサクラマスねらいの釣りをはじめとして、新潟や北海道の本流などの経験も豊富。正確な釣りのテクニックに裏打ちされたタイイング技術にも定評がある。

今回紹介するウィットグリーンは、安田龍司さんが本流のレインボー、サクラマスの釣りで実績を上げてきたフライパターン。

ピーコックソードをウイングに用いた安田さんの代表的なパターンで、作るサイズも#4〜10と幅広く、さまざまな川の状況や天候で汎用的に使えるという。そのため、パイロットフライとして使用することも多い。ちなみに、ややニゴリの入っている時には、マテリアル全体をブラックに変更することで対応しているという。

ここでは、キモとなるピーコックソードのウイングを美しく取り付けるためのコツを中心に、そのタイイングを解説する。

ウィットグリーン
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2024/2/9

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【特集】One Fly, One Soul 1本入魂のタイイング

釣れないフライはありません。しかし、より釣れやすい、より釣りやすいものは確実にあります。
「釣れやすい」とは、たとえば魚がエサと認識しやすいシルエットや姿勢をキャストごとにキープできることや、より刺激的な波動を常に発する構造のこと。 「釣りやすい」とは、たとえばキャスト中の空気抵抗が考慮され、スムーズにプレゼンテーションできることや、簡単には壊れない高い耐久性のこと。
そして、フライは最終的に美しいに越したことはありません。
これら無限の要素を取り入れて、自分で創造できるからこそフライタイイングは楽しいものです。
今号では佐々木岳大さんにドライフライの基礎を、嶋崎了さんにCDCの失敗しない扱い方を、中根淳一さんにキールフライのアイデアを、筒井裕作さんにホットグルーの使い方を教えていただきました。

また、中央アフリカ、ガボンでのターポンフィッシングの釣行レポートやポータブル魚道に関するインタビューなどもお届けします。


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