ピーコックのタイイング
マラブーとスペイピーコック、幼鳥のバックフェザーをハックルとして巻いてみた
編集部=文と写真マラブーとスペイピーコックをハックリングする
若干グリーンがかったスペイピーコックと柔らかいマラブーを組み合わせてみる。水中で非常によく泳ぐフライが簡単にできる。
Step1

バックフェザー。成鳥よりも地味な色合いだ
Step2

余分なファイバーをむしり取る
Step3

シャンクに巻きつけるストーク部分をピンセットで潰していく。手応え的にはおそらく中空に近い構造になっている
つり人社の刊行物
つり人社の刊行物

最新号 2023年12月号 Early Autumn
【特集】尖ってるドライフライ今号では、編集部が「面白いな」と感じた渓流用のドライフライのタイイングと考え方を紹介します。取り上げるのは、パラシュートスパイダー、エルクファンタジィ、丹沢スペシャル、マジックバレット、里見パラシュート、ヨッパラ、特殊部隊の7本です。これらを並べてみると、みなさん気にかけているのは、耐久性、浮力の持続性だけでなく、「誘い」であることがわかります。水面の流れより遅く流れる、フライそのものが揺れる、マテリアルが揺れる、などさまざまですが、いわゆるナチュラルドリフト以上の効果を明確にねらっているものがほとんど。来シーズンに向け、ぜひ参考にしてください。
またウォルト&ウィニー・デッティ、ハリー&エルシー・ダービーに関するフライタイイングの歴史、そして、『The Curtis Creek Manifesto』(日本ではご存知、『フライフィッシング教書』として翻訳されています)の作者、シェリン・アンダーソンについても取り上げています。
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