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WILD LIFE

中根淳一さんのキャスティング練習方法

ムーピーを使って思い描いたループを手に入れる、キャスティンク動画の活用法

解説=中根淳一
Profile

中根淳一(なかね・じゅんいち)

編集や執筆、イラストからデザインまで、本誌でもおなじみのフライフィッシャー。横浜、湘南エリアで生まれ育ったこともあり、長年に渡って海のフライフィッシングに親しんでいる。海外や沖縄での釣り経験も豊富

※この記事はFLY FISHER No.193を再編集したものです

 

 

目標のキャスターを真似ることから始める

flyfisher photo

自分のキャスティングを動画で撮った経験はあるだろうか。「こんなふうに振ってるのか、なるほど」とは思っても、それだけで終わらせてしまってはいないだろうか。誰でも手軽に動画が撮れる時代だ。ビデオカメラでも携帯電話でも撮影ができる。せっかくであればそれをうまく活用しない手はないだろう。

横浜市在住の中根淳一さんは、動画をキャスティングの練習にうまく取り入れることで、目標にしていたフルラインキャストの壁を超えることに成功し、FFF 公認のキャスティングインストラクターの資格を持つまでになった一人。その具体的な方法を伺ってみた。

ループがきれいだと感じるキャスター、または自分の理想とするキャスティングスタイルに近い人物をまずは目標に定め、具体的なイメージを作り上げていく。キャリアのある身近な人でももちろんよいが、本や雑誌、DVD などが市場に出回っているキャスターであると、後々比較する際にも参考にしやすいようだ。目標とするキャスティングフォームと美しいループをまずは頭にインプットして、イメージトレーニングをしたうえでキャスティング練習に入っていく。これはスポーツの世界で常套手段とされている、「見て盗む」方法に近いといえる。

 

※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。

 

※以下の本誌からもご覧いただけます

書影をクリックすると電子書籍を取り扱っているサイト(Fujisan)へジャンプします。

FLY FISHER No.193 発売日2009年12月22日

【特集】Defying Gravity キャスティングの壁を超える

やすらぎが求められる今日、フライフィッシングは自然にローインパクトな付き合いのできる奥の深い趣味として多くの人々に支持されています。『FlyFisher』 は全国誌として、高い支持を得ているフライフィッシング専門誌です。最先端のテクニックはもちろん、目が覚めるような自然の一瞬の美を切り取った写真の数々が読者を魅了します。



2023/7/13

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最新号 2024年12月号 Early Autumn

【特集】マスのきもち

朱鞠内湖のイトウ、渓流のヤマメ、イワナ、忍野のニジマス、九頭竜川サクラマス本流のニジマス、中禅寺湖のブラウントラウトなど、それぞれのエキスパートたちに「マスのきもち」についてインタビュー。

色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。

みなさんの情熱が溢れてしまい、今号は16ページ増でお届けします。

「タイトループ」セクションでは国内のグラスロッド・メーカーへの工房を取材。製作者たちのこだわりをインタビューしています。


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