中根淳一さんのキャスティング練習方法
ムーピーを使って思い描いたループを手に入れる、キャスティンク動画の活用法
解説=中根淳一※この記事はFLY FISHER No.193を再編集したものです
目標のキャスターを真似ることから始める
自分のキャスティングを動画で撮った経験はあるだろうか。「こんなふうに振ってるのか、なるほど」とは思っても、それだけで終わらせてしまってはいないだろうか。誰でも手軽に動画が撮れる時代だ。ビデオカメラでも携帯電話でも撮影ができる。せっかくであればそれをうまく活用しない手はないだろう。
横浜市在住の中根淳一さんは、動画をキャスティングの練習にうまく取り入れることで、目標にしていたフルラインキャストの壁を超えることに成功し、FFF 公認のキャスティングインストラクターの資格を持つまでになった一人。その具体的な方法を伺ってみた。
ループがきれいだと感じるキャスター、または自分の理想とするキャスティングスタイルに近い人物をまずは目標に定め、具体的なイメージを作り上げていく。キャリアのある身近な人でももちろんよいが、本や雑誌、DVD などが市場に出回っているキャスターであると、後々比較する際にも参考にしやすいようだ。目標とするキャスティングフォームと美しいループをまずは頭にインプットして、イメージトレーニングをしたうえでキャスティング練習に入っていく。これはスポーツの世界で常套手段とされている、「見て盗む」方法に近いといえる。
※以下の本誌からもご覧いただけます
書影をクリックすると電子書籍を取り扱っているサイト(Fujisan)へジャンプします。FLY FISHER No.193 発売日2009年12月22日
【特集】Defying Gravity キャスティングの壁を超える
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2023/7/13