ミッジ・スレッド・ラーバのタイイング
細身に仕上げ、ウエイトを使わずに素早く沈める
中根淳一=文・写真 佐々木岳大=フライタイイング
ミッジ・スレッド・ラーバ
極小のミッジラーバをいち早く沈下させるには、ヘッドに金属製のビーズを付けたり、フックシャンクにレッドワイヤを巻き付ける方法が考えられる。しかし、オモリを付けると、どうしてもシルエットが太くなる。そこで佐々木さんは、太軸のハリとあわせてUV レジンの重さを利用した。同時に透明なレジンの輝きはピューパが気泡をまとっているような状態も演出できる。また、適度な重さは着水時の波紋も大きくなるので、ドリフトしているフライの(おおよその)位置把握にも大いに役立っている。
タイイングの手順
Step1

Step2

Step3

2025/2/17