メイフライ・イマージャーのタイイング
軽量な細軸フックで素早くサーフェイスフィルムを突き破る
中根淳一=文・写真 佐々木岳大=フライタイイングメイフライ・イマージャー

フッキングの効率を高め、軽墨に仕上げるには細径軸のフックがよい。しかし、一部を沈めたいなると軽いハリは、水面の張力を突き破りにくい。そこで、こちらはアブドメンにUV レジンを塗布して、後部の重量を増している。ヘッドセメントでも似た効果は得られるが、溶剤系は揮発する時に肉痩せするため、ボリュームを増すには何度も塗布しなければならない。さらに染み込みやすいので、マテリアルの色が沈みやすいのも難点。粘度の高いUV レジンであれば、それらの不満が解消できるという好例。
タイイングの手順
Step1

Step2

Step3

Step4

Step5

2025/2/18