Local Flies14:中禅寺湖用のフライ
山口直哉さんの6本
岡村享則、長谷川靖哲= 写真
山口直哉(やまぐち・なおや)
東京都在住。中禅寺湖の釣りに精通し、シューティングヘッドを使った湖のストリーマーのほか、セミやモンカゲロウのドライフライも得意とする。キャプチュード代表
東京都在住。中禅寺湖の釣りに精通し、シューティングヘッドを使った湖のストリーマーのほか、セミやモンカゲロウのドライフライも得意とする。キャプチュード代表
ストークボディスピナー
それまでのパターンと浮き方の異なるスピナーを模索していたところ、嶋崎了さんから某湖で爆釣したというフライをいただき、それを参考に考案。ウイングのCDCは表側同士を合わせる。現在中禅寺湖では時間的制約があり、スピナーフォールを完釣できない。そのためスペントパターンよりもむしろダン的な浮き方のフライに分があるように思う。
・フック……TMC9300 #10(#8も巻く)
・スレッド……ベネッキ12/0・ブラック
・デタッチドボディー、テイル……コックハックル・アイアンダン
・ボディー……ロードアイランドレッドストーク・ダークブラウン
・ウイング……CDC・ナチュラルダーク
・ハックル……コックネック・アイアンダン
イダグル(ブラッドヘッド)
中禅寺湖で知り合い、30年来の友人だった元祖ガラモノ(レイクトラウト)番長、故・井田勝喜さんのフェイバリットパターン。井田さんはホワイトやブラック、オリーブなどのカラーでレイクトラウトを釣りまくった。ダビングの手間がかかる分、グルグルやオケピラより面倒だが、シールズファー独特の透明感や波動が効果的に感じている。
・フック……TMC5262 #6
・スレッド……ユニスレッド8/0・レッド
・テイル……マラブー・マッディホワイト
・アンダーボディー……SRSギブレッツ・シルバー
・ボディーハックル(オーバーボディー)……シールズファー・ナチュラルホワイト、レッド
グルグル(中毛)
2022/7/11