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フライフィッシングショップ ビギナーズ・マム

Local Flies09:東北の渓流用ドライフライ-03

嶋崎了さんの6本

岡村享則、長谷川靖哲= 写真
嶋崎 了(しまざき・りょう)
ティムコ社で長年フライタックルの開発を担当。シーズン中は東北の渓流を中心に各地の河川を釣り歩く。

クイルゴードン



 釣れるフライとして昔から君臨しているパターン。難点は見えにくいことで私はハイフロートになるようにフロータントを駆使し少しでも見えやすいように使用している。また、昨今パラシュートパターン全盛のためなのかスタンダードパターンに対する魚の反応はすこぶるよいと感じており、クイルゴードンに限らず、カラーとサイズを変えて最近は主力選手として使用している。


・フック……TMC100B #12
・スレッド……ベネッキウルトラファインスレッド・ブラック
・テイル……ホワイティングテーリングパック
・ボディー……ストリップドピーコック
・ウイング……マラード
・ハックル……メッツコックハックル・ダングリズリー


クモ



 簡単に巻けてよく釣れる要素が詰まったパターン。そこそこの空気抵抗で勝手にフワッとプレゼンテーションできるためなのか着水同時に出ることもしばしば。視認性、浮力も高く長めのハックルで水面をしっかりと捉えナチュラルドリフト性能も優れている。問題点としては長めのファイバーのハックルがなかなかないこと。代用品としてはコック・デ・レオンのサドルで対応できる。


・フック……TMC212Y #13
・スレッド……ベネッキウルトラファインスレッド・オリーブグレー
・ボディー……スーパーファインダビング・キャリベイティス
・ウイングポスト……ハイビズドライウイング・FLオレンジ
・ハックル……インドコックハックル・ジンジャー


※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。


2022/5/26

最新号 2025年9月号 Mid Summer

【特集】Layered Beauty ウエットフライを編む

マテリアルを細かく選別し、いざフックに巻き留める緊張とその後、納得のいくウエットフライが完成した時の達成感は、釣りに匹敵する喜びがあります。 今号はそんな美しいフライを巻くためのテクニックを解説。 スレッドひと巻きひと巻きの、細かな仕事が、総合的な完成度につながります。 とはいえ、美しさの基準はひとそれぞれ。
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