Local Flies08:東北の渓流用ドライフライ-02
岡本哲也さんの6本
岡村享則、長谷川靖哲= 写真
岡本哲也(おかもと・てつや)
東京都在住。シーズン中は青森、秋田、岩手、山形県の渓流を釣り歩く。がまかつフィールドテスターを務め、今回は定番パターンをがまかつの新フックに巻き直したフライを紹介してくれた。
東京都在住。シーズン中は青森、秋田、岩手、山形県の渓流を釣り歩く。がまかつフィールドテスターを務め、今回は定番パターンをがまかつの新フックに巻き直したフライを紹介してくれた。
テレストリアル・ソラックス
エクステンドピーコックボディーは6~8本のピーコックハールを束ね、真ん中付近をエアロドライウィング(黒)で結んで二つ折りにすることで、スリムなボディーができる。わずかなレッグとピーコックの怪しいきらめきが渓魚たちを魅了する。
・フック……がまかつR17-3FT #8~12
・スレッド……ヴィーヴァス14/0・ブラック
・ボディー……ピーコックハール
・ポスト……エアロドライウィング
・レッグ……コック・デ・レオン
P・カディス B・P(ピーコック・ボール・パラシ
渓流シーズン開始直後から終盤まで、どんな時でもターゲットを選ばない万能フライ。サイズ的には#12~18まで。スレッからしのためにキールタイプも用意しておきたい。真夏の渇水時のプールなどで、クルージングしながらライズするヤマメねらいには、小型のキールタイプが特によい。
・ポスト……エアロドライウィング
・ハックル……グリズリーコックネック
・フック……がまかつR17-3FT #8~12
※がまかつC15-Bがあれば、そちらで巻いてもよい
・スレッド……ヴィーヴァス14/0・ブラック
・ボディー&ソラックス……ピーコックハール
カディス
釣り人が一切操作しないナチュラルドリフト中でも、水流にもまれることでわずかなハックルが動き、虫っぽくリアルに誘う。これが魚の目にはかなり魅力的に映るらしく、よい思いを何度もできた。魚目線で考えたフライ。
・フック……がまかつB11-B #12~18
・スレッド……ヴィーヴァス14/0・ブラック
・ボディー……ピーコックハール
・レッグ……コック・デ・レオン
・ウイング……CDC、エルクヘア
2022/5/25