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ささきつりぐ

クロダイF F 最前線

川チヌと海チヌをどうねらう?

編集部

やはりフラットで釣りたい

— 大村湾での釣りはいつくらいに始まったのでしょうか?

寺島 チヌのサイトフィッシングは、古い人は10年くらい前からだと思います。長崎でやっているっていう噂は聞いていました。僕らが始めたのは5年前くらいからですね。長崎で開拓している人たちに情報を聞いて。最初は川でポッパーをやっていました。岸壁についているチヌを見つけて、ポッパーでねらうというスタイルでしたね。

— それからどう変化したのでしょう?

寺島 いろんな川を釣って、ポッパーでもある程度釣れるようになったんですけど、やっぱりフラットで釣りたい、となってきました。

なんでそう思うようになってきたかというと、やっぱり浜名湖で杉浦雄三さんがやっているような釣りを見たからなんですよね。「チヌでこういう釣りができるんだ」と。こっちでもできるんじゃないかと思って、探し始めたんですよね。

— 寺島さんは海外の釣り経験も豊富ですしね。

寺島 ボーンフィッシュですよね。あのフラットフィッシングを連想して、同じ方法でチヌがねらえるんじゃないのか、っていうことですよね。ボーンフィッシュもテイリングして尾ビレが見えるわけで、チヌも同じじゃないですか。だから同じようにやれば釣れないはずはないだろうと思った。でも、行っても行っても釣れないから、半ばあきらめ気分だったんですよ(笑)。

— やはり簡単ではなかったのですね(笑)。なぜ釣れるようになったのでしょう?

寺島 あてずっぽうでやったって釣れないっていうのがはっきりしてくるので、とにかくまずは魚が底についていてエサを食べている場所を探すことから始まりました。次に、そこに行って、食べてる魚を、水の中に立ち込んで見つけるといこと。これが難しかった。僕なんかはほとんど無理でした。最初は若い人がよく見つけるんですよ。

— 釣りになる場所はすぐに見つかるものなんですか?

寺島 僕はあまり見つけられなかったけど、若い人がよく見つけてきましたよ。彼らは体力もあるしフットワークもよかったからどんどん探すでしょ。でも逆に釣りの経験値はまだまだだった。フライにしても、キャスティングにしても。その点、僕のほうが経験があったのでキャスティングの仕方とか、フライの巻き方を教えたりしました。僕は彼らから場所を教わって、お互いに補完し合って、じゃあ一緒に行こうか、ってなっていった感じですね。

海水浴場をひょいと覗くと、クロダイが底をほじくりまくっている。が、一般の人が多い場所なので、釣りは不可。残念!

タックルは6番で

— タックルについて教えてください。

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2022/9/9

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最新号 2024年12月号 Early Autumn

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色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。

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