クリンクハマー・バリエーションのタイイング
クイルボディーの補強を兼ねながら半沈の重みを加える
中根淳一=文・写真 佐々木岳大=フライタイイングクリンクハマー・バリエーション

ハンス・ヴァン・クリンケン氏が考案した、カディスピューパのイミテーションをアレンジしたパターン。前出の『メイフライ・イマージャー』同様に後部が水中へ入る、半沈姿勢のオモリとしてもUV レジンが役立っている。さらに、切れやすいクイル(ここではストリップドピーコック)の補強を兼ねながら、シャックの角度補正もしている。クイルボディーの補強やつや出しには、ヘッドセメントなどを使うことも多いと思うが、UV レジンであればかなりの時間短縮と強固な塗膜が整形できる。
タイイングの手順
Step1

Step2

Step3

Step4

2025/2/24