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ささきつりぐ

フックカラーで魚の反応は変わる?

光の加減や反射にも影響される?

FlyFisher編集部=写真と文

マテリアルのカラーについては悩む人も多いだろうが、フライフックの色まではなかなか選べない。現在ラインナップされているのはブロンズやブラックカラーが中心だが、開発者側としてはどのように考えているのだろうか。
この記事は2017年4月号に掲載されたものを再編集しています。

基本はフライの色に合わせる。しかし管理釣り場では……

現在各メーカーからラインナップされているフライフックは、大きく分けてブロンズ、もしくはブラックカラーがほとんどだろう。小さな水生昆虫をフック上に表現した時、ボディーからはみ出したゲイプからポイントまでの部分は、それをくわえる魚にとっては決して小さくない要素のように思われる。

たしかに水中で目立ちにくいブラックカラーを採用しているフックは多い。しかし水面ぶら下がりスタイルのパラシュートやクリップルなどのフライに、バランスを求めてある程度太軸のブロンズカラーのフックを選んでいるフライフィッシャーも多く、そうしたフライに著しく魚の反応が悪い、という話もあまり聞かない。

ユーザーからしてみれば、この要素に関しては選べるほどのバリエーションはないものの、フック開発者の側から見て、ハリの色はどのような意味を持っているのだろうか。

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FLY FISHER 2017年4月号

やすらぎが求められる今日、フライフィッシングは自然にローインパクトな付き合いのできる奥の深い趣味として多くの人々に支持されています。『FlyFisher』 は全国誌として、高い支持を得ているフライフィッシング専門誌です。最先端のテクニックはもちろん、目が覚めるような自然の一瞬の美を切り取った写真の数々が読者を魅了します。


2023/11/17

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初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
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最新号 2023年12月号 Early Autumn

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今号では、編集部が「面白いな」と感じた渓流用のドライフライのタイイングと考え方を紹介します。取り上げるのは、パラシュートスパイダー、エルクファンタジィ、丹沢スペシャル、マジックバレット、里見パラシュート、ヨッパラ、特殊部隊の7本です。これらを並べてみると、みなさん気にかけているのは、耐久性、浮力の持続性だけでなく、「誘い」であることがわかります。水面の流れより遅く流れる、フライそのものが揺れる、マテリアルが揺れる、などさまざまですが、いわゆるナチュラルドリフト以上の効果を明確にねらっているものがほとんど。来シーズンに向け、ぜひ参考にしてください。
またウォルト&ウィニー・デッティ、ハリー&エルシー・ダービーに関するフライタイイングの歴史、そして、『The Curtis Creek Manifesto』(日本ではご存知、『フライフィッシング教書』として翻訳されています)の作者、シェリン・アンダーソンについても取り上げています。


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