LOGIN
フライフィッシングショップ ビギナーズ・マム

対・本流ライズフィッシング

名手のフライボックス【嶋崎 了】

嶋崎 了=解説

名手たちのフライボックスには、様々なヒントが隠されている。彼らがシーズンを通じて愛用しているフライパターンとともに、1軍フライをどのような時に使用しているかについても解説。今回は嶋崎了さんのボックスを紹介。
この記事は2018年<Early Spring>に掲載されたものを再編集しています。

《Profile》
嶋崎 了(しまざき・りょう)
1965年生まれ。東京都江戸川区在住。渓流を中心に、本流、湖もオールラウンドに楽しんでいる。ティムコ社フライ用品開発担当として、主要製品を数多く手がけている。

本流ライズ用ボックス・新
「新」といっても、単に新たに巻いたものがここに入っているだけで、「旧」のボックスと大きな違いはない。いずれにせよ、状況に応じてさまざまなパターンを試すので、整理されているわけではない。基本的には春先に本流河川、関東でいえば鬼怒川、渡良瀬川、利根川などで、ライズの釣りをする際に持参するボックス。


ジーロン・グレスペ(グレースペント)
フック:TMC112Y #17
ボディー:スーパーファインダブ・アダムスグレー
ウイング:メッツクリンクルジーロン・ダークグレー
ポスト:CDC・ダン
バイロットフライとしても春先のマッチング・ザ・ハッチの釣りでも最も出番の多いパターンのひとつ


フローティングイマージャー
フック:TMC212Y #19
ボディー:スーパーファインダブ・ペールイエロー
ウイングケース:CDC・ダン
ポスト:CDC・ダン
フタバコカゲロウなどのハッチが確認できた時によく結ぶパターン


本流ライズ用ボックス・旧
比較的小さなサイズがこちらに入っているが、この旧ボックスで入りきらなくなったので、新ボックスを使っている。最もよく使うのは、グレースペント。


コンパラダン
●フック:TMC112Y #17
●ボディー:スーパーファインダブ・ペールイエロー
●テイル:ムースホック
●ウイング:コンパラダンディア
CDCを使ったパターンに対してスレてしまうというケースがたまにある。そんな時に試したみたいのがこのフライ


ハックルティップ・スペント
●フック:TMC212Y #17
●ボディー:ストリップド・ピーコック
●ウイング:インディアンコックネック・ダングリズリー
●ポスト:CDC・ホワイト
特に何を模したというわけではないが、よく釣れるフライ。本流ライズフィッシングで頼れるパターンのひとつ


2018/12/28

つり人社の刊行物
磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03
磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03 1,980円(税込) A4変型判132ページ
【特集1】引き出しを増やしあらゆる状況に対応するために… グレに効く1000%ウキ活用術 【特集2】各地の傾向と対策、特選ポイントを公開 冬こそアツいデカバン石鯛 ねらったところへ仕掛けを飛ばし、潮をとらえてグレの口もとへサシエを届け、釣り…
フライフィッシングショップ ビギナーズ・マム
つり人社の刊行物
磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03
磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03 1,980円(税込) A4変型判132ページ
【特集1】引き出しを増やしあらゆる状況に対応するために… グレに効く1000%ウキ活用術 【特集2】各地の傾向と対策、特選ポイントを公開 冬こそアツいデカバン石鯛 ねらったところへ仕掛けを飛ばし、潮をとらえてグレの口もとへサシエを届け、釣り…
フライフィッシングショップ ビギナーズ・マム

最新号 2025年3月号 Early Spring

【特集】ロッドティップで描く、トリックキャスト

プレゼンテーション時、さまざまな形状でラインを落とすためのキャストは「トリックキャスト」と総称されます。
日本での釣りで主に使われるのはアップストリーム、もしくはアップクロスでフライをナチュラルに流すためですが、これには長めのティペット、リーダーを使うことが有利だと多くの人が認めるところ。しかしそれだと、いかんせん取り扱いがとても難しい……。
というわけで、扱いやすい短めのリーダーシステムで、ある程度ナチュラルに流すことができるプレゼンテーションテクニックのあれこれを紹介します。 また前号に引き続き、エキスパートのマスの気持ち考察、「タイトループ」セクションではグラスロッド・メーカーへのインタビュー、グラス特有のアクションを味わうキャスティングのコツなどを紹介します。


Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com

 

NOW LOADING