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海人スタイル奄美

定番パターンのバージョンアップ06

佐々木岳大さんのビーズヘッド・ヘアズイヤー

佐々木岳大= フライタイヤー

ビーズヘッド・ヘアズイヤー

 
 
ダビングループを使って、テーパーのあるボディーとボリュームのあるソラックスを作る  

定番中の定番ニンフだが、適当に巻くのではなくテーパー形状のボディーをキレイに作る方法を紹介する。スレッドにへアズマスクをよりつけるが、それをダビングループにして、挟んだヘアをピックアウトする。これにより少ないヘアのでも効率よくヘアが立ち上がって見える。あとはテーパー状になるよう巻き付ける回数を変えるだけで、本物のニンフっぽいシルエットに仕上がる。

 
 
Material

・フック……TMC3769 #12

・ビーズヘッド……ゴールド 3.2mm

・ウエイト……レッドワイヤ #2

・スレッド……ラガータン ×ストロングスレッド74デニール ラスト

・テイル……フェザントテイルファイバー

・ボディー……へアズマスク

・リブ……ラガータン ラットティンセル ゴールドスモール

・リブ(逆巻き)……ラガータン ノンターニッッシングワイヤ ゴールド ファイン(耐腐食)

・ソラックス……へアズマスク

 
 
 

ダビングループでヘアの長さと密度をコントロールする

 

Step1

 

ビーズ、テイル、リブの取り付けなど、ダビングまでの工程は一般的なビーズヘッド・ニンフと同じ。スレッドにはへアズマスクを細長くよりつけておく。

 

Step2

 

テイル側から巻くため、スレッドのみの部分を残しておく。

 

Step3

 

ループを作って、よりつけておいたへアズマスクを挟む。

 

Step4

 

ダビングループを捻っていく。

 

Step5

 

へアズマスクをブラシでピックアウトしていく。

 
※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。


2022/12/7

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最新号 2025年6月号 Early Summer

【特集】One Fly, One Soul 1本入魂のタイイング

釣れないフライはありません。しかし、より釣れやすい、より釣りやすいものは確実にあります。
「釣れやすい」とは、たとえば魚がエサと認識しやすいシルエットや姿勢をキャストごとにキープできることや、より刺激的な波動を常に発する構造のこと。 「釣りやすい」とは、たとえばキャスト中の空気抵抗が考慮され、スムーズにプレゼンテーションできることや、簡単には壊れない高い耐久性のこと。
そして、フライは最終的に美しいに越したことはありません。
これら無限の要素を取り入れて、自分で創造できるからこそフライタイイングは楽しいものです。
今号では佐々木岳大さんにドライフライの基礎を、嶋崎了さんにCDCの失敗しない扱い方を、中根淳一さんにキールフライのアイデアを、筒井裕作さんにホットグルーの使い方を教えていただきました。

また、中央アフリカ、ガボンでのターポンフィッシングの釣行レポートやポータブル魚道に関するインタビューなどもお届けします。


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