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定番にとらわれない 海外のフライたち

答えはひとつじゃない!

FlyFisher編集部=写真と文

答えはひとつじゃない!
定番にとらわれない
海外のフライたち

日本では見る機会も少ない
さまざまなフライをとくとご覧あれ
日本ではまだ見慣れないフライを世界の各所から集めては広めているウオソウの中嶋さんが、近年注目しているマニアックなフライをご紹介。ターゲットはさまざまだが、特徴的なタイイング、ギミックは目を見はるものばかり。
型にはまらない、自由な発想を!
2019年 No.292掲載
中嶋 隆= 解説
Comments by Takashi Nakajima
編集部=文と写真
Text&Photography by FlyFisher

Sparkle Clouser Minnow
  • ダンベルアイで姿勢が安定するようにセッティング。すべてキラキラのマテリアルが釣果を左右することもしばしばだとか

モンタナで一緒にレインボーの釣りをした友人に、日本でこれを使ってみろといわれたフライです。いわゆるクラウザーミノーなんですが、これは全部ビカビカに光っています。日本人だと、この手のビカビカし過ぎたものは嫌う傾向にあるんですが、実際は釣れます。速い瀬では、水のなじみ方もいいです。アメリカ人で、コパーとか茶色が大好きだなと感じること多いですね。あまり、リアルイミテーションに強く固執しないアメリカ人特有の感じです。
Salt Water Fly
  • 全長約20㎝のビッグフライ。今となっては貴重なロングシャンクのフックは、何度も研ぎ直して長く使用しているそう

東海岸のデビット・ネルソンに10 年くらい前にもらったものです。ストライパー用のフライ。当時、僕が知ってるアメリカ東部のフライって、EP ファイバーとかを使っているものを想像していたんですが、これはポーラーベアとか馬の毛と、ストリップしたテカテカのピーコックハール。サドルハックルという少ないマテリアルでこのような長いシルエットのフライを作るのは、新鮮に感じました。それらとピーコックハールのフリューを除去するとこんなにかっこよくなるのかと当時は知らなくて、お手本としてもいいフライですね。


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2024/1/26

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磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03
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最新号 2024年12月号 Early Autumn

【特集】マスのきもち

朱鞠内湖のイトウ、渓流のヤマメ、イワナ、忍野のニジマス、九頭竜川サクラマス本流のニジマス、中禅寺湖のブラウントラウトなど、それぞれのエキスパートたちに「マスのきもち」についてインタビュー。

色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。

みなさんの情熱が溢れてしまい、今号は16ページ増でお届けします。

「タイトループ」セクションでは国内のグラスロッド・メーカーへの工房を取材。製作者たちのこだわりをインタビューしています。


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