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ロングティペットで使う縦巻きハックル

相性が悪いのは過去の話

FlyFisher編集部=写真と文

相性が悪いのは過去の話
ロングティペットで使う
縦巻きハックル

扱いづらい。必要ない。縦巻きハックルのスタンダードドライは、もはや「過去」のもの?
そう考えている人もいるはず。
果たしてそうだろうか?
2019年 No.292掲載
嶋崎 了= 解説
Comments by Ryo Shimazaki
森安正樹=文 編集部=写真
Text by Moriyasu Masaki

スタンダードフライを見直したい
嶋崎了さんというと、ロングティペットリーダーだけでなく、ウエットフライ、そして湖の釣りも楽しむなど、オールラウンドなフライフィッシャーのひとり。そんな嶋崎さんが、近頃縦巻きハックルのスタンダードフライに夢中だという。
縦巻きハックルのフライは、パラシュートフライに比べて投射性が劣る、というのが一般的な認識だ。また長く細いティペットとの相性もよいとはいえない。しかし嶋崎さんのボックスの半分は現在、縦巻きハックルのフライで占められているという。
「ロングティペットリーダーを使うようになって、縦巻きハックルを敬遠していたのは事実。だけどある日、釣友が使っているのを見て、1本もらって投げたら意外なほど普通に投げられたんです。それがきっかけで、久々に巻いてみたらタイイングが楽しいし、ロングティペットリーダーに縦巻きハックルのフライという組み合わせが楽しくて、すっかりハマっています」


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2024/4/16

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【特集】One Fly, One Soul 1本入魂のタイイング

釣れないフライはありません。しかし、より釣れやすい、より釣りやすいものは確実にあります。
「釣れやすい」とは、たとえば魚がエサと認識しやすいシルエットや姿勢をキャストごとにキープできることや、より刺激的な波動を常に発する構造のこと。 「釣りやすい」とは、たとえばキャスト中の空気抵抗が考慮され、スムーズにプレゼンテーションできることや、簡単には壊れない高い耐久性のこと。
そして、フライは最終的に美しいに越したことはありません。
これら無限の要素を取り入れて、自分で創造できるからこそフライタイイングは楽しいものです。
今号では佐々木岳大さんにドライフライの基礎を、嶋崎了さんにCDCの失敗しない扱い方を、中根淳一さんにキールフライのアイデアを、筒井裕作さんにホットグルーの使い方を教えていただきました。

また、中央アフリカ、ガボンでのターポンフィッシングの釣行レポートやポータブル魚道に関するインタビューなどもお届けします。


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