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ロングティペットで使う 縦巻きハックル

相性が悪いのは過去の話

FlyFisher編集部=写真と文

相性が悪いのは過去の話
ロングティペットで使う
縦巻きハックル

扱いづらい。必要ない。縦巻きハックルのスタンダードドライは、もはや「過去」のもの?
そう考えている人もいるはず。
果たしてそうだろうか?
2019年 No.292掲載
嶋崎 了= 解説
Comments by Ryo Shimazaki
森安正樹=文 編集部=写真
Text by Moriyasu Masaki

スタンダードフライを見直したい
嶋崎了さんというと、ロングティペットリーダーだけでなく、ウエットフライ、そして湖の釣りも楽しむなど、オールラウンドなフライフィッシャーのひとり。そんな嶋崎さんが、近頃縦巻きハックルのスタンダードフライに夢中だという。
縦巻きハックルのフライは、パラシュートフライに比べて投射性が劣る、というのが一般的な認識だ。また長く細いティペットとの相性もよいとはいえない。しかし嶋崎さんのボックスの半分は現在、縦巻きハックルのフライで占められているという。
「ロングティペットリーダーを使うようになって、縦巻きハックルを敬遠していたのは事実。だけどある日、釣友が使っているのを見て、1本もらって投げたら意外なほど普通に投げられたんです。それがきっかけで、久々に巻いてみたらタイイングが楽しいし、ロングティペットリーダーに縦巻きハックルのフライという組み合わせが楽しくて、すっかりハマっています」


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2021/8/19

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初歩からのフライタイイング 2,750円(税込) A4変型判148ページ
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最新号 2023年12月号 Early Autumn

【特集】尖ってるドライフライ

今号では、編集部が「面白いな」と感じた渓流用のドライフライのタイイングと考え方を紹介します。取り上げるのは、パラシュートスパイダー、エルクファンタジィ、丹沢スペシャル、マジックバレット、里見パラシュート、ヨッパラ、特殊部隊の7本です。これらを並べてみると、みなさん気にかけているのは、耐久性、浮力の持続性だけでなく、「誘い」であることがわかります。水面の流れより遅く流れる、フライそのものが揺れる、マテリアルが揺れる、などさまざまですが、いわゆるナチュラルドリフト以上の効果を明確にねらっているものがほとんど。来シーズンに向け、ぜひ参考にしてください。
またウォルト&ウィニー・デッティ、ハリー&エルシー・ダービーに関するフライタイイングの歴史、そして、『The Curtis Creek Manifesto』(日本ではご存知、『フライフィッシング教書』として翻訳されています)の作者、シェリン・アンダーソンについても取り上げています。


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