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海人スタイル奄美

ロングティペットで使う縦巻きハックル

相性が悪いのは過去の話

FlyFisher編集部=写真と文

相性が悪いのは過去の話
ロングティペットで使う
縦巻きハックル

扱いづらい。必要ない。縦巻きハックルのスタンダードドライは、もはや「過去」のもの?
そう考えている人もいるはず。
果たしてそうだろうか?
2019年 No.292掲載
嶋崎 了= 解説
Comments by Ryo Shimazaki
森安正樹=文 編集部=写真
Text by Moriyasu Masaki

スタンダードフライを見直したい
嶋崎了さんというと、ロングティペットリーダーだけでなく、ウエットフライ、そして湖の釣りも楽しむなど、オールラウンドなフライフィッシャーのひとり。そんな嶋崎さんが、近頃縦巻きハックルのスタンダードフライに夢中だという。
縦巻きハックルのフライは、パラシュートフライに比べて投射性が劣る、というのが一般的な認識だ。また長く細いティペットとの相性もよいとはいえない。しかし嶋崎さんのボックスの半分は現在、縦巻きハックルのフライで占められているという。
「ロングティペットリーダーを使うようになって、縦巻きハックルを敬遠していたのは事実。だけどある日、釣友が使っているのを見て、1本もらって投げたら意外なほど普通に投げられたんです。それがきっかけで、久々に巻いてみたらタイイングが楽しいし、ロングティペットリーダーに縦巻きハックルのフライという組み合わせが楽しくて、すっかりハマっています」


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