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ささきつりぐ

目立つナチュラルさ「ミズバチパラシュート」

ウイング幅4cm以上あるこの本流釣り上がり用のパターンは深い瀬から良型ヤマメを吸い上げる

FlyFisher編集部=写真と文
flyfisher photo

「べんじょアブ」というフライは渋谷さんがあちこちで使っていますけれど、もともとは富田さんが使っていたものをパクッたんですよね(笑)

富田 わはは。パクッたなんてそんな……(笑)。以前、渋谷さんと熊本県の川辺川を釣ったことがあるんです。案内するとはいっても、僕も釣りしたいじゃないですか。もちろん渋谷さんに先に釣ってもらうんですが、後からでも僕も釣りたい。そんな時に、べんじょアブでけっこう釣れたんです。あ、その時は「ミズバチパラシュート」って呼んでました(笑)。で、渋谷さんがさんざん流した後に僕のフライにバサッと出るっていうことが続いたんです。その時に渋谷さんが、「なんですかそのフライは」と(笑)

 

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ミズバチパラシュート/フック……TMC2487など#6~12/スレッド……8/0ラスティーダン/ウイング……コックネック・ダークダン/パラシュートポスト……CDC各色&エアロドライウィング・FLオレンジ/アブドメン……フォーム・ブラック/ソラックス……シールズファー・ブラックとダビング材をブレンド/ハックル……コックネック・ライトダン

 

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アブドメンのフォームは#10~12なら2mm厚のものを4mm幅にカットして使用。#6~8なら3mm厚。真っ黒で目立つように、を心がけた

 

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2024/6/27

最新号 2025年9月号 Mid Summer

【特集】Layered Beauty ウエットフライを編む

マテリアルを細かく選別し、いざフックに巻き留める緊張とその後、納得のいくウエットフライが完成した時の達成感は、釣りに匹敵する喜びがあります。 今号はそんな美しいフライを巻くためのテクニックを解説。 スレッドひと巻きひと巻きの、細かな仕事が、総合的な完成度につながります。 とはいえ、美しさの基準はひとそれぞれ。
こだわった1本から、ざっくばらんな1本まで、眺めても使っても楽しいフライパターンも集めました。

また、備前貢さんによる北海道の日々の釣りに関する長編記事や、サクラマスレストレーション運営関するインタビューなどもお届けします。


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