目立つナチュラルさ「ミズバチパラシュート」
ウイング幅4cm以上あるこの本流釣り上がり用のパターンは深い瀬から良型ヤマメを吸い上げる
FlyFisher編集部=写真と文「べんじょアブ」というフライは渋谷さんがあちこちで使っていますけれど、もともとは富田さんが使っていたものをパクッたんですよね(笑)
富田 わはは。パクッたなんてそんな……(笑)。以前、渋谷さんと熊本県の川辺川を釣ったことがあるんです。案内するとはいっても、僕も釣りしたいじゃないですか。もちろん渋谷さんに先に釣ってもらうんですが、後からでも僕も釣りたい。そんな時に、べんじょアブでけっこう釣れたんです。あ、その時は「ミズバチパラシュート」って呼んでました(笑)。で、渋谷さんがさんざん流した後に僕のフライにバサッと出るっていうことが続いたんです。その時に渋谷さんが、「なんですかそのフライは」と(笑)
ミズバチパラシュート/フック……TMC2487など#6~12/スレッド……8/0ラスティーダン/ウイング……コックネック・ダークダン/パラシュートポスト……CDC各色&エアロドライウィング・FLオレンジ/アブドメン……フォーム・ブラック/ソラックス……シールズファー・ブラックとダビング材をブレンド/ハックル……コックネック・ライトダン
アブドメンのフォームは#10~12なら2mm厚のものを4mm幅にカットして使用。#6~8なら3mm厚。真っ黒で目立つように、を心がけた
2024/6/27