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アカサカ釣具

佐藤渉さんの釣り場探し方法

「宿で得られる情報はおいしいものがあります。」と佐藤渉さんは言います。

解説と写真=佐藤渉
flyfisher photo

佐藤 渉さんの勘所

・魚の量よりロケーション重視

・本流を決めて、その支流を巡る

・釣り+民宿を楽しみたい

・土地の人と積極的に話す

 

 

宿で得られる情報はおいしいものがあります

釣り場探しの頻度はどれくらいですか?

佐藤 年に何本か、行ったことのないところに行っています。川を選ぶきっかけは、釣れるとウワサを聞いたから、とかですが、地図とにらめっこしながらようすを想像しながら行っています。私は1本の川を集中してねらうことがあまりないんです。いろんな中流域を見てみたい。水だったり岩の感じだったり、場所場所で全部違うじゃないですか。だからやっぱりいろんな川を釣り歩きたいという感じです。やっぱりロケーションですよね。釣り場探しの目標は。このロケーションでいい魚がいてくれたら最高だなって思える川です。ある程度広くて思い切りロッドが振れて、ドライフライでより遠くからねらえるような場所を見つけたいんです。あんまり数が釣れてしまうと緊張が切れちゃうので、数よりは型だったり、綺麗さだったりします。魚の多さよりもシチュエーションを重視しています。あとは最近、サイトフィッシングが楽しくなったので、中流の見える魚を釣りたい。人里離れた源流の魚ではなく、下流にいるスレた魚が楽しいです。

 

どのエリアがメインになりますか?

佐藤 秋田、岩手が多いですね。私が住んでいる青森もやらないわけではないですが、過去に2万5000分の1の地形図を全部買って、部屋の壁一面に貼ってだいぶ調査したこともありますので(笑)。だから青森は新規開拓というよりも、過去行ってみたところをもう一度チェックする感じです。

 

開拓の手順はどのような感じですか。

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2024/9/3

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最新号 2024年12月号 Early Autumn

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朱鞠内湖のイトウ、渓流のヤマメ、イワナ、忍野のニジマス、九頭竜川サクラマス本流のニジマス、中禅寺湖のブラウントラウトなど、それぞれのエキスパートたちに「マスのきもち」についてインタビュー。

色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。

みなさんの情熱が溢れてしまい、今号は16ページ増でお届けします。

「タイトループ」セクションでは国内のグラスロッド・メーカーへの工房を取材。製作者たちのこだわりをインタビューしています。


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