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海人スタイル奄美

イワナ釣りのコツ|酒井一孝さんの解説

「イワナ釣りのコツ、教えてください」と様々な地域に住んでいる名手たちに聞いた。ここでは酒井一孝さんの解説を掲載します

文と写真=酒井一孝
Profile 酒井一孝(さかい・かずたか)

1960 年生まれ。長野県在住。フライ歴24 年

 

ヤマトラインとニッコウライン

flyfisher photo

 

flyfisher photo

 

flyfisher photo

クリップルと呼ぶには少し特徴的なフォルム。極端に下に向けられたシャックでドラッグヘッジ効果をねらう。8フィートのリーダー1~1.5ヒロのティペットという、ショートリーダー・ロングティペットのシステムでポイントにできるだけ長く置いておきたいためのデザイン。ウイングのCDCは良質なフェザー3枚を使ってボリュームを出している

 

渓流釣りでは一投目が最も重要で、もっとも条件のよいポイントにフライを流すのは多くの方がご存知のはず。季節にもよるが、それはたとえば流心脇の水の厚さ(水深)がある流れや落ち込みの肩などをイメージされるだろう。ヤマトイワナとニッコウイワナの混生している河川でのことだが、私の感覚だと、ニッコウイワナはヤマトイワナと比較すると捕食対象(フライ)に対する反応が速いと思われる

 

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FlyFisher 2023年 Early Summer

【特集】イワナ、という宝

イワナ。日本でもっとも人気のあるターゲットのひとつであることはいうまでもありません。この愛すべき魚は、思いのほかさまざまな渓流に生息しており、おおらかなようでいて、そのくせしっかり釣ろうとすれば高度なテクニックを要求してきます。さらに彼らの模様や表情には、エゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギと一般的に分けられている4亜種の枠には収まりきれない、「多様すぎる」といえるほどのバリエーションがあります。今号では全国のフライフィッシャーに呼びかけ、膨大なイワナの写真をご提供いただいた「岩魚曼荼羅」をはじめ、佐藤成史さんによる解説、エキスパートに聞くイワナ釣りのコツや魅力など、「イワナさん、日本にいてくれてありがとう!」と思える企画を詰め込みました。


2023/5/23

つり人社の刊行物
磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03
磯釣りスペシャルMAGAZINE Vol.03 1,980円(税込) A4変型判132ページ
【特集1】引き出しを増やしあらゆる状況に対応するために… グレに効く1000%ウキ活用術 【特集2】各地の傾向と対策、特選ポイントを公開 冬こそアツいデカバン石鯛 ねらったところへ仕掛けを飛ばし、潮をとらえてグレの口もとへサシエを届け、釣り…
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最新号 2024年12月号 Early Autumn

【特集】マスのきもち

朱鞠内湖のイトウ、渓流のヤマメ、イワナ、忍野のニジマス、九頭竜川サクラマス本流のニジマス、中禅寺湖のブラウントラウトなど、それぞれのエキスパートたちに「マスのきもち」についてインタビュー。

色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。

また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。

みなさんの情熱が溢れてしまい、今号は16ページ増でお届けします。

「タイトループ」セクションでは国内のグラスロッド・メーカーへの工房を取材。製作者たちのこだわりをインタビューしています。


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