冬季釣り場ガイド【栃木県/箒川】
湯と紅葉を満喫できる大渓流
小野田祥一=解説
湯けむりの温泉街を流れる、碧い水の釣り場が盛り上がりを見せ始める秋。気軽に釣り旅気分が味わえる、関東屈指のC&R区間を紹介。
◆『FlyFisher』2013年12月号より
《Profile》
小野田 祥一(おのだ・しょういち)
栃木県在住。北関東、特に鬼怒川水系上流部のフィールドに詳しく、毎年解禁から冬季釣り場の時期まで各渓流を釣り歩いている。特に男鹿川はホームグラウンド。
小野田 祥一(おのだ・しょういち)
栃木県在住。北関東、特に鬼怒川水系上流部のフィールドに詳しく、毎年解禁から冬季釣り場の時期まで各渓流を釣り歩いている。特に男鹿川はホームグラウンド。
10月に入り、一般の渓流が禁漁期を迎えるのを境に、温泉街の中を流れる箒川は賑わいを見せ始める。ここにはオフシーズン中もニジマスを対象とした釣りが可能な「フライ&ルアー(C&R)区間」が設定されており、ドライフライやニンフ、ウエットフライなど多彩なアプローチの釣りを楽しむことができる。
周辺は豊かな森に囲まれており、10月下旬からは、紅葉の中でロッドが振れる貴重なエリアでもある。箒川のC&R区間は、国道400号線が川に沿って走っており、ポイントへのアクセスが簡単。

また、各ポイントの近くには釣り人が自由に使える駐車場とトイレも整備されており、初めて訪れる人も快適に釣りを始められる。
また、温泉街近くの流れには川沿いに遊歩道が設けられている場所もあるので、女性でも安心だ。

C&R区間内は比較的フラットな渓相が続き、ほとんどの場所で、ニジマスの魚影が確認できる。50㎝を超える魚も珍しくなく、気軽に派手なファイトを味わえるのが魅力だ。
また、瀬と水深のあるプールが交互に続き、渓相にもバリエーションがあるので、ナチュラルドリフトからリトリーブの釣りまで、好みのスタイルで釣果を重ねられる。もちろん一筋縄ではいかない魚も多いが、コンディションのよい1尾に的を絞って、じっくりねらってみるのも面白い。

2018/10/3