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アカサカ釣具

フッキング率超アップ! ジョインテッドフライ

Beat The NextDoor.

FlyFisher編集部=写真と文

新たなスタンダードになりつつある
フッキング率超アップ!
ジョインテッドフライ

イトウの釣りにも抜群に効果があるジョインテッドフライ。
使い始めるとその効果に誰もが驚き、どんどんのめり込んでいく。
ジョインテッドフライ。海外ではアーティキュレイテッド(関節がある)フライとも呼ばれ、愛用者が急増している。
杉浦さんもそのうちの1人。最初の衝撃は、叩き起こされた目覚めのようだったという。
2019年 No.292掲載
杉浦雄三= 解説・写真
Comments&Photography by Yuzo Sugiura
丹律章=文
Text by Nobuaki Tan
編集部=写真
Photography by FlyFisher

食ってきた魚のキャッチ率が高い
イトウやイワナに比べ、口が小さいレインボーであっても、ジョインテッドフライのフッキングの高さは変わらない
マルチシャンクで繋げたジョインテッドフライは、今や杉浦さんのマストフライとなっているが、初めてこのフライを知ったのは、北米のスティールヘッド遠征の時だったという。「2015年なんですが、当時すでにフライショップに完成品が売られていました。それくらい海外では当たり前でした。帰国してすぐに試したのが最初です」

このフライの利点は何だろう。「まずはフックポイントの位置ですね。短いシャンクのフライフックに長いストリーマーを巻くと、フライ全体に対してフックポイントがかなり前に位置することになります。そうなると、テイルに食いついてきた時に、フッキングしないということが起きてしまうんです。それに、長いテイルがフックに絡んでしまったりとかいうトラブルも多くなるので、長いストリーマーは、やはりフックポイントがフライの後方にあったほうがいいんです」

今春の中禅寺湖でもジョインテッドフライが炸裂。「釣れる確率が高いし、ロストも少ない。遠征向きのフライですよ」
ロングシャンクのフライフックではダメなのだろうか。「ロングシャンクだとフックポイントは後方になるんですが、アタリがあっても掛からないことが多い、または掛かってもバレてしまう確率が高いんです」

そこで、ジョインテッドフライの出番になる。「試してみたら、魚が食って来た時のフッキング率が圧倒的に高くなって、今までキャッチできなかった魚もランディングできたんです。で、これは間違いないということで、本格的に使い始めました。普通のフライの動きはマテリアルの揺らめきだけですが、これはテイルが動いてくれるので、アピール的にも優れていると思います」
※この続きは、月額700円+税で有料メンバー登録するとご覧いただけます。


2021/9/9

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最新号 2025年6月号 Early Summer

【特集】One Fly, One Soul 1本入魂のタイイング

釣れないフライはありません。しかし、より釣れやすい、より釣りやすいものは確実にあります。
「釣れやすい」とは、たとえば魚がエサと認識しやすいシルエットや姿勢をキャストごとにキープできることや、より刺激的な波動を常に発する構造のこと。 「釣りやすい」とは、たとえばキャスト中の空気抵抗が考慮され、スムーズにプレゼンテーションできることや、簡単には壊れない高い耐久性のこと。
そして、フライは最終的に美しいに越したことはありません。
これら無限の要素を取り入れて、自分で創造できるからこそフライタイイングは楽しいものです。
今号では佐々木岳大さんにドライフライの基礎を、嶋崎了さんにCDCの失敗しない扱い方を、中根淳一さんにキールフライのアイデアを、筒井裕作さんにホットグルーの使い方を教えていただきました。

また、中央アフリカ、ガボンでのターポンフィッシングの釣行レポートやポータブル魚道に関するインタビューなどもお届けします。


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